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カターニアのホテル
カターニア発専用車日帰り観光
カターニア〔Catania〕は、シチリア東部中央の海岸線に位置するカターニア県の県庁所在地であり、パレルモに次ぐシチリアで2番目に大きい町です。(人口約315,600人)
カターニアは、ギリシャ時代初期の呼び名カタネ〔Katane〕(シクリ人の言葉で溶岩の土地を意味)の通り、溶岩の上に築かれた町で、先史時代から幾度となくエトナ山の噴火と地震の被害に遭いながら、その度にたくましく蘇りました。特に1669年の噴火の溶岩流と1693年の大地震の被害は大きく、町全体が崩壊したため、18世紀に入り、黒と白のモノトーンのエレガントなバロック様式で再建されています。

カターニアは、紀元前729年にタオルミーナ近郊のジャルディーニ・ナクソスに植民したギリシャ人により建設されました。紀元前5世紀にはシラクーサに征服されてその支配下に入りますが、紀元前3世紀にシチリアがローマの属州になると、カターニアの町は発展していきます。シチリアで1〜2を争う規模の円形闘技場、ローマ劇場、オデオン、ローマ浴場跡は、当時の繁栄ぶりを表しています。とはいえ、現在のカターニアの歴史的中心地区で目につくのは、バロック建築物。ローマ時代の遺跡は、現地の詳しいガイドブックでも読まない限り見つかりません。噴火や地震の被害から町を幾度となく再建するうちに、他の建物の下に埋もれてしまったからです。14世紀

1990年代前半は、マフィア同士の闘争や治安の悪さで、イタリア中にその名を馳せたカターニアでしたが、2002年にヴァル・ディ・ノート後期バロック様式の町の一つとして世界遺産になると、歴史的中心地区は見違えるようにきれいになりました。(裏通りや町外れに行くと、道路にゴミや犬の糞が落ちていて荒んでいる地区があります。)
ドォーモ広場やエトネア通りの一部は歩行者天国になり、以前よりも治安が向上しました。レストランやバールの集中している中心地区は、夜も賑やかです。

カターニアは、毎年2月5日に開催される聖アガタ祭が非常に有名。全世界のキリスト教国の守護聖人の祭の中で3番目に盛大な守護聖人の祭りと言われています。町の守護聖女を祝うこの祭りは、カターニアっ子の宗教熱心さと郷土心を最も強く感じる一瞬!カターニア平野のIGT認定ブラッドオレンジも出回る1月〜2月上旬は、カターニアの町を訪れるのに、一番お勧めの時期です。

カターニアの町を訪れるには、夏以外の季節がお勧めです。8月は、夏休みで店やレストランが閉まるだけでなく、カターニアはシチリアで最も暑い町の一つとして知られています。11月〜2月は、シチリアの他の町にくらべて、暖かく天気がよく雨が少ないので(パレルモの降水量の半分)、
シチリアで最もお勧めの町です。

【行き方】
カターニア空港からカターニア市内へ
シチリアの他の町からカターニアへ
カターニア Catania
ガリバルディ通りとドォーモ

カターニア Cataniaローマ円形闘技場

カターニア Catania
ドォーモ広場

カターニア Catania
シチリア最大のカターニアの魚市場

カターニア Catania
冬のオレンジの屋台

カターニア Catania
クリスマス時期の大学広場

カターニアの町は、ドォーモ広場とドォーモ広場から北に3km伸びるエトネア通りを中心に構成されていて、町の中心の観光名所だけを見るのならば、徒歩で観光可能です。交通量が多く排気ガスがひどい通りや、裏通りにはゴミが落ちている通りもあるので、美しいバロックの町のイメージを崩さないために、歩行者天国地区を中心に観光することをお勧めします。市内観光バスミニトレインも走っているので、初めて来る人やあまり歩きたくない人は利用してみるのもいいでしょう。

カターニア市内観光バス Katane Live HP
バス乗り場: ドォーモ広場横
料金: 5.00ユーロ (1日有効)
所要時間: 約1時間 (夏季−09:00〜20:00運行、冬季−09:00〜20:00運行)

ミニトレイン Tourist Service HP
バス乗り場: ドォーモ広場横
料金: 5.00ユーロ
所要時間: 約40分 (09:30〜日没の間運行)
※夏季−30分おきの運行 冬季−10名以上集まったら運行
(2018年12月時点の情報)

また、カターニアには、シチリアで一番大きい魚市場一般市場があります。シチリアの豊富な食材を見るだけでもかなり楽しめますよ。
高級ブランド店は、エトネア通りとイタリア大通り(コルソ・イタリア)にあります。
カターニア Catania エトネア通り

カターニア Catania ミニトレイン

カターニア Catania 市内観光バス
ツーリストインフォメーション
Bureau Tursimo
住所: Via Vittorio Emanuele, 172 Catania
開: 月〜土 08:00〜19:00
   日 08:30〜13:30
Info Point
住所: Palazzo Minoriti Via Etnea, 63/65 Catania
開: ?
(2018年12月時点の情報)
カターニア Catania ツーリストインフォメーション
荷物預かり所
ATRIPICAL HP
住所: Piazza Cardinale Pappalardo, 6 Catania
開: 月〜土 09:00〜19:00
   日 10:00〜18:00
※12月25日、1月1日休業
(2018年12月時点の情報)
カターニアの宿泊は、バロックの町の雰囲気が味わえる歴史的中心地区(大学広場−エトネア通り−ベッリーニ公園)がお勧めです。駅周辺は移動に便利ですが、周囲の雰囲気はあまりよくありません。
ホテル名をクリックすると、オンライン予約出来ます。 B&B、アパート予約の際の注意
カターニアの町の中心にあるお勧めホテル
B&B オットモード・カターニア・チェントロ エトネア通りまで50m、モダンなB&B
B&B エトナスイートルーム エトネア通りにある。ベッリーニ公園向かいのB&B 
B&B ジロ 観光に便利な立地でありながら、駅まで700m。格安料金!
スイート・デル・ドォーモ ドォーモ広場に面したB&B。ドォーモビューの部屋あり。
ドォーモスイート&SPA ☆☆☆ ドォーモのすぐ側のモダンなプチホテル
ウナ・パレス・ホテル ☆☆☆☆ エトネア通りに面し、明るい雰囲気で設備の整ったホテル ★お勧め
ホテル・ローヤル ☆☆☆☆ クロチフェリ通りに隣接するクラッシックなホテル
イル・プリンチペ ☆☆☆☆ エトネア通りとクロチフェリ通りに近い。上品な内装のホテル
カタネ・パレス・ホテル ☆☆☆☆ 落ちついた雰囲気のホテル。ドォーモ広場まで1.7km
メルキュール・エクセルシオール ☆☆☆☆ 高級感のあるホテル。エトナ山の見える部屋あり。エトネア通りまで800m、ドォーモ広場まで2km
カターニア中央駅とバスターミナルに近いお勧めホテル
ホテル・ヴィッラ・ロメオ ☆☆☆ 駅まで250m。クラッシックな内装。落ち着ける中庭あり
旅行中ちょっとキッチンが使えたら...そんなときに便利なキッチン付アパート
バルコニー・アル・ドォーモ ドォーモ広場に面したアパート。ドォーモビューの部屋あり。
フェリーニ・ホーム エトネア通りと市場に近いモダンな設備の整ったレジデンス。★お勧め
オットモード・アパートメント 市場とベッリーニ公園に近いモダンなレジデンス
その他のカターニアのホテル

 ドォーモ、エトネア通り周辺
ドォーモ広場 《Google Map》   Piazza Duomo
1693年の大地震の後、設計し直された広場で、立派なバロック様式の教会や宮殿が周囲を取り囲んでいます。東側がドォーモと司教館(現在は宗教関係博物館)とサンタガタ・アッラ・バディア教会、南側がウツェダ門と神学校(現在は一般の建物)、北側がカターニアの市庁舎、広場中央にはカターニアのシンボルの象の噴水があります。
有名なパレルモ出身の建築家ジョバンニ・バッティスタ・ヴァッカリーニが設計を手がけた建物が多く、バッカリーニ広場と呼んでもいいほど、彼の作品で囲まれています。
広場の建物は、黒と白のモノトーンで出来ていますが、これはエトナ山の黒い溶岩とシラクーサの白い石灰岩の組み合わせです。
カターニア Catania ドォーモ広場

カターニア Catania ドォーモ広場
   
ドォーモ(=大聖堂) 《Google Map》   Duomo di Catania
ドォーモ広場の東側にあるドォーモは、カターニアの守護聖女聖アガタに捧げられています。ノルマン時代の1090年、ルッジェーロ1世により、ローマ時代の浴場跡に建てられました。1169年の地震と1194年の火災で被害を受け、13世紀に再建されましたが、1693年の大地震で再び崩壊し、18世紀に入りバロック様式で再建されています。
建物本体はジローラモ・パラッツェット、正面ファザードはヴァッカリーニの設計。18世紀末にクーポラが完成し、19世紀中頃に鐘楼が付け加えられました。11世紀末創建当時のノルマン建築は、現在でもアプスと翼廊の部分に残されています。
内部は、ガランとした印象を受けますが、これは18世紀に付け足されたバロック装飾を、意図的に取り除いたためです。
ドォーモ内部には、カターニアの守護聖女を奉った聖アガタ礼拝堂の他に、カターニア出身の有名なオペラ作曲家ヴィンチェンツォ・ベッリーニの墓があります。

開: 07:00〜12:00 16:00〜19:00
※ガイド同伴団体の場合、10:30〜12:00 16:00〜17:30
(2018年12月時点の情報)
カターニア Catania ドォーモ

カターニア Catania ドォーモ

カターニア Catania ベッリーニの墓
   
アキレスの古代ローマ時代の浴場跡 《Google Map》 Terme Achilliane
カターニアは3つの古代ローマ時代の浴場跡が残りますが、そのうちの一つ。紀元後3〜4世紀のものとされています。当時は、ドォーモ広場の東半部を覆う規模の大規模なものだったらしい。発掘された部分はわずかで、大部分はドォーモ広場と周囲の建物の下に埋まっています。現在見学出来るのは、冷浴室とカターニアの地下を流れるアメナノ川から水を引いていた水路の跡。
入口は、ドォーモの正面の右側にありますが、いつも閉まっています。ドォーモの右隣の宗教関係博物館1階の切符売り場に行き、そこで切符を購入すると、係員が入口を開けてくれます。
見学出来るところが少ないので、古代ローマの建築物やカターニアの歴史にある程度の知識がないと、なにこれで終わってしまうかもしれませんが、古代ローマの遺跡ファンにはお勧めです。

開: 月、水、金 09:00〜14:00
   火、木 09:00〜14:00 15:00〜18:00
   土 09:00〜13:00
休: 日、祝
料: 5.00ユーロ
(2018年12月時点の情報)
カターニア Catania アキリアーネの古代ローマの浴場跡

カターニア Catania アキリアーネの古代ローマの浴場跡

カターニア Catania アキリアーネの古代ローマの浴場跡
   
象の噴水 《Google Map》   Fontana di Elefante
ドォーモ広場の中央にあるバロック様式の噴水は、1735年にヴァッカリーニの設計で造られました。黒い溶岩の象は古代ローマ時代のもので、その上のオベリスクはエジプトから持って来られたもの。
象は、カターニアのシンボルで、リォトルという名前がついています。

象の噴水の後ろ(北側)の建物は、カターニアの市庁舎で、18世紀後半のヴァッカリーニの設計。象が建物に装飾として用いられているので、別名「象の宮殿」という名前がついています。
カターニア Catania 象の噴水

カターニア Catania 象の噴水
   
ウツェダ門 《Google Map》   Porta Uzeda
ドォーモ広場の南東の奥にある門は、大地震後、ドォーモ広場を再建する際、建造されました。
門の左側は司教館で、現在は宗教関係の博物館、門の右側は昔の神学校です。
カターニア Catania ウツェダ門
   
アメナノの噴水 《Google Map》   Fontana di Amenano
ドォーモ広場の南西にあるバロック様式の噴水は、19世紀に造られました。噴水の下には、カターニアの町の地下を流れるアメナノ川が流れています。
アメナノの噴水の後ろは、アロンツォ・ディ・ベネデット広場で、毎朝、シチリアで一番大きい魚市場が開かれます。広場の奥には、16世紀の町の城壁とカルロス5世の門があります。
カターニア Catania アメナノの噴水
   
サンタガタ・アッラ・バディア教会 《Google Map》   Chiesa di S. Agata alla Badia
ドォーモの左後ろに見える華麗なバロック様式の教会。サンタ・アガタ修道院に付属していた教会です。
1620年に建造のサンタガタ教会と修道院が大地震で崩壊した後、18世紀に入り、ヴァッカリーニの設計で再建されています。内部は、豪華なバロック様式の漆喰で装飾されています。
開: 月 15:00〜18:00
   火〜土 09:30〜12:30 15:00〜18:00
   日 09:30〜12:30 19:00〜20:30

2015年からクーポラに登ることが出来るようになりました。クーポラからカターニアの町の眺めを楽しむことが出来ます。
料: 3.00ユーロ
(2018年12月時点の情報)
カターニア Catania サンタガタ・アッラ・バディア教会

カターニア Catania サンタガタ・アッラ・バディア教会
   
大学広場 《Google Map》   Piazza Universita'
ドォーモ広場からエトネア通りを少し北にいったところにある広場。左右をカターニア大学の建物が挟んでいます。
広場の東側には、1738年にバッカリーニの設計で建てられたサン・ジュリアーノ侯爵パテルノ家の屋敷だったサン・ジュリアーノ宮殿があります。20世紀に入ると、宮殿の建物は劇場やホテルや銀行として利用されますが、現在はカターニア大学の校舎になっています。
西側には、1693年の大震災の後に、バッカリーニとバッタリア親子の設計で建てられたカターニア大学があります。
カターニア大学は、1434年アラゴン家のアルフォンソ5世により創設されたシチリアで一番古い大学です。
カターニア Catania 大学広場

カターニア Catania 大学広場 サン・ジュリアーノ宮殿
   
コレッジャータ教会 《Google Map》   Basilica Collegiata
エトネア通りの大学広場とステシコロ広場の間にあります。正式名は施しの聖母マリア教会ですが、通称コレッジャータ教会です。
昔ペルセフォネの神殿があったところに、ビザンチン時代処女マリアに捧げられた教会が建てられ、1396年アラゴン家の支配時代に王家の礼拝堂になりました。
1693年の大震災後、教会の本体はアンジェロ・イタリア、ファザードはステーファノ・イッタールの設計で再建されています。
カターニア Catania コレッジャータ教会
   
 ベッリーニの像 《Google Map》   Monumento a V. Bellini
ステシコロ広場の東側には、カターニアが誇るオペラ作曲家のヴィンツェンツィオ・ベッリーニの像があります。
1882年ジュリオ・モンテヴェルディの作で、一番上の椅子に座った人物がベッリーニ、その下にはベッリー二のオペラの4つの代表作の像(ノルマ、清教徒、海賊、夢遊病の娘)があります。
カターニア Catania ベッリーニの像
   
円形闘技場 《Google Map》   Anfiteatro
ステシコロ広場の西側には、古代ローマ時代2世紀中頃に造られた円形闘技場の跡があります。闘技場は、エトナ山の溶岩製で、大きさが125m x 105mあり、約15000人の観客を収容出来ました。(シチリアで2番目に大きい闘技場)11世紀後半、ドォーモを建造するため、闘技場の石が石材として持ち出され、その後、建物上部が破壊されました。
開: 夏時間 火〜土 09:00〜13:00 14:30〜18:30
   冬時間 火〜土 09:00〜13:00 14:30〜17:00
       日、祝 09:00〜13:30 14:00〜19:00
休: 月
料: 無料
(2018年12月時点の情報)

古代ローマ時代の円形闘技場を再現する3D動画サイト
(当時の闘技場がイメージしやすいです。)
カターニア円形闘技場再現3D動画(YouTube)
カターニア Catania 円形闘技場

カターニア Catania 円形闘技場
   
クロチフェリ通り 《Google Map》   Via dei Crociferi
18世紀の壮麗なバロック様式の教会と修道院が、わずか200mほどの長さの通りに集中して立ち並んでいます。

サン・フランチェスコ広場から始まり、サン・フランチェスコ・ダッシジ教会→サン・ベネディクトのアーチ→ベネディクト派修道院と教会→サン・フランチェスコ・ボルジア教会(現在文化関係展示会場)→元イエスズ会建物→サン・ジュリアーノ教会→クロチフェリ修道院→サン・カミッロ教会→元チェラミの公爵の屋敷(現在はカターニア大学の法学部校舎)があります。

ベネディクト派修道院は、14世紀に城壁の外に造られますが、15世紀に城壁内の現在の場所に移転しました。1693年の大地震で崩壊した後、1703年から1714年にかけて再建され、1763年に全体が完成しました。ファザードはバッカリーニの設計で内部の天井のフレスコ画はジョバンニ・トッカリ作です。2013年からガイド付ツアーで見学することが出来ます。

【サン・フランチェスコ・ダッシジ教会】
開: 08:30〜12:00 16:00〜19:30

【ベネディクト派教会】
開: 夏時間
   月〜水、金〜日 10:00〜19:00
   休: 木
   冬時間
   火、金、土 10:00〜17:00

   休: 月、水、木、日
料: 5.00ユーロ
※毎月第一日曜日は3.00ユーロ
※ガイド付ツアーになっていて、1時間に1本ツアーが出ています。(伊語または英語)

【サン・フランチェスコ・ボルジア教会】
開: 月〜土 09:00〜19:00
   日、祝 09:00〜13:00

【サン・ジュリアーノ教会】
開: 木、金、土 10:00〜13:00
料: 4.00ユーロ
(2018年12月時点の情報)

カターニアバロックを代表するこの通りは、何本かのイタリア映画に登場しています。
カターニア Catania クロチフェリ通り

カターニア Catania サン・フランチェスコ・ダッシジ教会

カターニア Catania サン・ジュリアーノ教会

カターニア Catania チェラミの公爵の屋敷
   
ビスカリ宮殿 《Google Map》   Palazzo Biscari
ドォーモの裏手にあるバロック様式の宮殿は、18世紀にカターニアの町を取り囲んでいた城壁の上に、ビスカリ公パテルノ・カステッロ家により、フランチェスコ・バッタリアと息子のアントニオを含む数名のバロック建築家の設計で建てられました。
1787年5月3日、シチリア旅行中のドイツの文豪ゲーテもここを訪れ、イタリア紀行に記しています。(ゲーテが見たビスカリ公が収集していた考古学の品々は、カターニア市に寄贈され、現在はウルシーノ城に展示されています。
外側の城壁の上の窓枠の石灰岩のバロック装飾が素晴らしいです。

宮殿はパテルノ・カステッロ家の子孫の所有で、結婚式の披露宴やイベント会場として貸し出されています。そのため、通常は宮殿の中には入れません。

映画 「副王家の一族」のロケ地
カターニア Catania ビスカリ宮殿

カターニア Catania ビスカリ宮殿

カターニア Catania ビスカリ宮殿
   
サン・ニコロ・ラレーナ教会 《Google Map》   Chiesa di S.Nicolo l'Arena
ダンテ広場の前に堂々と建つバロック様式の教会は、見ると少し不思議な感じを受けますが、実はファザードが未完成。左隣のベネディクト派修道院に付属する教会していた教会です。
1687年にコンティーニの設計で建設が開始しましたが、修道院の建築に金をかけ過ぎて、教会のファザードは未完に終わりました。
左隣のベネディクト派修道院に付属した教会で、バーリのサン・ニコラに捧げられています。

教会内部は、盗難に幾度となくあったため、ガランとしていますが、18世紀のパイプオルガンと19世紀の日時計があります。
開: 月〜土 09:00〜13:00
   日、祝 08:30〜13:30
料: 無料
   クーポラに登る場合 3.00ユーロ
(2018年12月時点の情報)
カターニア Catania サン・ニコロ・ラレーナ教会

カターニア Catania サン・ニコロ・ラレーナ教会
   
ベネディクト派修道院 《Google Map》   Convento dei Benedettini
サン・ニコロ・ラレーナ教会の左隣にあります。
もともとエトナ山標高700mのニコロージにあったベネディクト派サン・ニコロ・ラレーナ修道院が、噴火と冬の厳しい気候を避けるため、1558年にカターニアの町の城壁内の現在の場所に移転しました。
しかし、1669年のエトナ山の大噴火で溶岩流がカターニアの町にまで流れてきて、修道院付属の教会は溶岩流で駄目になりましたが、修道院自体の建物は助かりました。1687年からコンティーニの設計で新しい教会の建築が始まりましたが、さらに追い打ちをかけるように、1693年の大地震で修道院は地下と一階の一部分を残して崩壊しました。
9年後の1702年、シチリア各地から当時の有名建築家(アマート、バッタリア、イッター、パラッツォット、バッカリーニ)を呼び寄せ、バロック様式で修道院の再建が始まりました。新らしい回廊、図書館、食堂、キッチン、修練者の棟、夜の礼拝堂が造られました。
修道院の敷地面積はヨーロッパ第二位で、シチリア有数の修道院でした。ここの修道院には、主に貴族の子弟が入っていたため、修道院はとても豪華、質素な修道生活をしていたとは思えません。
1866年の修道院廃止令で修道院は国に没収され、軍の宿舎→学校→博物館→天体物理観測所になりますが、第二次世界大戦の空爆で被害を受けた後は、カターニア大学に寄贈されました。

1984年からイタリアの有名都市計画家ジャンカルロ・デ・カルロの設計で、修道院を大学の校舎として利用するための工事が始まりました。ジャンカルロ・デ・カルロは、現代建築の技術とデザインを用いて、大学校舎として見事に蘇らせました。現在は、カターニア大学の言語学&外国文学部と語学部と哲学部の校舎になっています。

現役の大学ですが、2011年からガイド付ツアーで見学が可能です。ツアーに参加すると、2つの回廊の他、地下の古代ローマ時代の屋敷跡、16世紀のキッチンと地下室の他、18世紀に再建された後のバロック様式のキッチンと食堂、食料やワインを保存しておいた地下室、1669年の溶岩流跡、かつての修道院長の部屋(現在は教授の部屋)を見せてくれます。

ツアーに参加すると、想像を上回る面白さですが、時間のない人はバロックの装飾が見事な修道院の外観だけでも、十分見る価値があります。
シチリアで修道院を見てみたいという人には、一番お勧めの修道院です。

開: 1月〜7月 & 9月〜12月
   09:00〜17:00(最終ツアー17:00スタート)
   8月
   11:00〜18:00
   所要時間 約75分
休: 1年の内の特別な祝日は閉館
   特別な日は閉館時間が早まります。
料: 7.00ユーロ
※ガイド付ツアーになっていて、1時間に1本ツアーが出ています。(伊語または英語)
(2018年12月時点の情報)

映画 「副王家の一族」のロケ地
カターニア Catania ベネディクト派修道院

カターニア Catania ベネディクト派修道院

カターニア Catania ベネディクト派修道院

カターニア Catania ベネディクト派修道院

カターニア Catania ベネディクト派修道院

カターニア Catania ベネディクト派修道院

カターニア Catania ベネディクト派修道院
   
ウルシーノ城 《Google Map》   Castello Ursino
1250年頃、フェデリーコ2世により建てられました。城の周囲は現在は完全な陸地ですが、元々城は港に張り出していて、1669年の噴火の時、溶岩が流れてきて、周囲を溶岩で埋め立てられました。城の高さも、現在の1.5倍近くあったそうです。
1295年にはシチリア議会が開かれ、当時のシチリア王アラゴン家のハイメ2世を廃位し、弟のフェデリーコ3世をシチリア王に選出しました。1296年、シチリア王となったフェデリーコ3世はウルシーノ城に王宮を構え、その後のアラゴン家のシチリア王達は1415年までウルシーノ城を王宮としていました。(そのため、アラゴン王家の人達の墓は、パレルモでなくカターニアやメッシーナの教会にあります。)
現在、城は市立博物館になっていて、カターニア近郊で発掘されたギリシャ・ローマ時代の考古学品が展示されています。その他、時々絵画の展示会が行われます。

開: 月〜金 09:00〜19:00(最終入場 18:00)
   土、日  09:00〜20:30(最終入場 19:30)
料: 6.00〜12.00ユーロ(展示会の有無と内容による)
※1年の内の特別な祝日は閉館の可能性あり
※2018年11月17日〜2019年2月10日までサルバトーレ・ダリ展が開催されています。入場料12.00ユーロ
(2018年12月時点の情報)
カターニア Catania ウルシーノ城

カターニア Catania ウルシーノ城

カターニア Catania ウルシーノ城
   
ローマ劇場&オデオン 《Google Map》   Teatro Romano & Odeon
ローマ劇場は、古代ローマ時代紀元後2世紀の初めに建てられました。周囲を一般住宅に囲まれているため、そう大きくは見えませんが、実は直径が87mあり、当時は7000人以上を収容出来ました。ノルマン時代、ドォーモ建設のため、劇場を飾っていた大理石が持ち出されています。その後、劇場を覆うように、一般住宅が次々に建設されましたが、現在は一角を除いて除去され、劇場らしい姿を取り戻しました。(それでも、シチリアで一番生活感を感じさせてくれる遺跡!)
ローマ劇場の後にある小劇場オデオンは、2〜3世紀の建造です。舞台部分は一般住宅が覆い、上部は崩壊しているので、原型を想像するのが難しいのですが、当時は1300人を収容することが出来ました。リハーサルやコンテストの際に使われていたそうです。
劇場入口横には、発掘の際に出てきた大理石の柱頭、装飾、像が展示されています。
入口は、ヴットリオ・エマヌエーレ通りにあります。表示が出ていますが、普通の建物の入口のようなので分かりにくいです。

開: 夏時間 09:00〜19:00(最終入場 18:30)
   冬時間 月〜土 09:00〜17:00(最終入場 16:30)
        日、祝 09:00〜13:30 14:00〜19:00
料: 6.00ユーロ
※毎月第一日曜日は無料
(2018年12月時点の情報)
カターニア Catania ローマ劇場

カターニア Catania ローマ劇場

カターニア Catania ローマ劇場
   
ベッリーニ劇場 《Google Map》   Teatro Massimo Bellini
19世紀始めに多目的劇場として建設開始されますが、途中何度も中断検討された結果、建築家カルロ・サダの設計で、1890年にオペラ劇場として完成しました。同年5月31日、ベッリーニのオペラ「ノルマ」で幕切りされています。内部の音響効果がいいことで知られています。
近年、劇場の周囲が整備され、パブやレストランが増え、夜には賑やかな地区になります。

開: 月〜土 09:00〜12:00
   ツアー出発時間 10:30、11:30、12:30、14:30、15:30、16:30
料: 6.00ユーロ
休: 月、金、土、日、祝
※リハーサル中は入れないこともあります。
※ガイド付ツアーになっています。
(2018年12月時点の情報)

カターニアベッリーニ劇場公演プログラム
カターニア Catania ベッリーニ劇場

カターニア Catania ベッリーニ劇場
   
ベッリーニ公園 《Google Map》   Villa Bellini
エトネア通りに面した公園。南国の木々が植わった緑豊かな公園は、市民の憩いの場になっています。
元々は、18世紀にビスカリ公により造られた個人の庭園です。19世紀の半ばにカターニア市が購入し、それから拡張整備され、現在の公園になりました。
高台には東屋があり、海が少しとエトナ山が見えます。車の喧噪に疲れたり、暑い夏に歩きつかれたら、木陰で休むのにお勧めの場所です。

開: 春、秋 06:00〜22:00
   夏 06:00〜23:00
   冬 06:00〜21:00
カターニア Catania ベッリーニ公園

カターニア Catania ベッリーニ公園
   
ベッリーニの生家 《Google Map》   Museo Belliniano
オペラ作曲家ヴィンツェンツィオ・ベッリーニ(1801-1835)が生まれた家は、サン・フランチェスコ・ダッシジ教会の前のグラヴィーナ・クユイラス家元邸宅内にあります。
現在は博物館になっていて、ベッリーニが生まれた部屋、子供時代に弾いたピアノや大人になってから作曲に使ったピアノ、楽譜、手紙などが展示されています。
開: 月〜土 09:00〜19:00(最終入場 18:30)
   日、祝 09:00〜13:00(最終入場 12:30)
料: 5.00ユーロ
(2018年12月時点の情報)
カターニア Catania ベッリーニの生家
   
ジョバンニ・ヴェルガの生家 《Google Map》   Casa di Giovanni Verga
真実主義の小説家ジョバンニ・ヴェルガ(1840-1922)の生家は、ガリバルディ通りに面した18世紀末の建物の3階にあります。
ヴェルガが幼少時代を過ごし、成人後イタリア本土に住むようになってからも、時々戻ってきていた家には、彼の遺品が残されています。
開: 月〜土 09:00〜13:00
休: 日、祝
料: 4.00ユーロ
(2018年12月時点の情報)
カターニア Catania ジョヴァンニ・ヴェルガの生家
   
 町の外れ    
   
ガルバルディ門 《Google Map》   Porta Garibaldi
ガリバルディ通りの西側の入口にあります。1768年にブルボン家のフェルディナンド4世とオーストリアのマリア・カロリーナの結婚を記念して、ステファノ・イッタールの設計でバロック様式で建てられました。
エトナ山の黒い溶岩と白い石灰岩の組み合わせが印象的です。
町の中心から離れ、周囲はやや荒廃していますが、ドォーモ広場近くからバスの便があります。
カターニア Catania ガリバルディ門
 カターニアの市場
カターニアには、シチリアで一番大きい魚市場と一般市場があります。パレルモは、3つの市場が町の中に点在しているのに対して、カターニアは、大きな市場にまとまっているのが特徴。市場の規模が大きいせいか、活気がパレルモの市場よりもあります。(呼びかけの声が賑やかです!)市場は、基本的に平日の午前中のみやっています。一般市場の方は、土曜日は午後までやっています。
魚市場(=ペスケリア)   Pescheria
開催: 平日(月〜土)午前中
場所: アロンツォ・ディ・ベネデット広場(ドォーモ広場横)

シチリアで一番大きい一般消費者用の魚市場。男たちの威勢のいい声が響き、規模だけでなく活気もシチリア一!魚の種類もシチリアで一番豊富です。カジキマグロが獲れるメッシーナ海峡が近いため、マグロよりもカジキマグロが多いのが特徴。朝水揚げされた新鮮な魚が、昼までに売りさばかれるので、早い時間に行くのをお勧めします。
この市場、売るのが男性なら買うのも男性が多いです。広場の端には、八百屋、肉屋屋、チーズ屋の屋台もあります。
カターニア Catania 魚市場

カターニア Catania 魚市場

一般市場 直訳は歴史的市場 (=メルカート・ストリコ)   Mercato Storico
開催: 平日(月〜土)午前中
    ※日曜・祝日は雑貨とがらくた市になります。
場所: カルロ・アルベルト広場(ステシコロ広場の北東)

シチリアで一番大きい一般市場。地中海の海の幸、エトナ山の山の幸、カターニア平野の農産物が集まる市場。魚、肉、野菜、果物、キッチン用品、衣料、靴、鞄、布、化粧品、雑貨、海賊版CDなど何でも売っています。広い広場の隅から隅まで屋台がぎっしりと並び、いつも通り抜けるのが大変なほどの賑わい。野菜も果物もキロ売りしかしませんが、驚くほど安い!
秋には、エトナ山の栗、林檎、きのこが売られ、冬には、カターニア平野名産のブラッドオレンジが山になって売られています。生産地だから、ブラッドオレンジの種類も豊富だし、値段も超安い!(1キロ=約4個あたり、0.50〜0.80ユーロ)
ちなみに、シチリア全土でブラッドオレンジは取れますが、IGT(地域特性表示)に認定されているのは、ミネラル成分豊かなエトナの火山灰の土壌で栽培されて、ひときわ赤い果肉のカターニア平野のブラッドオレンジだけです。
カターニア Catania 一般市場

カターニア Catania 一般市場

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