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タオルミーナのホテル
写真集 タオルミーナのホテル散歩
専用車送迎(タオルミーナ⇔カターニア空港)
タオルミーナ〔Taormina〕は、メッシーナとカターニアの中間の海岸線にあり、タウロ山の中腹の標高約200mに細長く広がっています。標高が高いところのあるため、周囲の眺めが抜群で、北にイタリア本土とメッシーナ海峡、東にイオニア海、南に雄大なエトナ山とカターニアまでの海岸線が臨めます。

タオルミーナと言えば、日本人にはグランブルーですが、実は、一般のイタリア人は映画のことをあまり知りません。イタリア人にとっては憧れの地、世界的にも風光明媚なリゾート地として知られています。イタリアの連休時期(復活祭前後、4月25日〜5月1日、年末年始)、7月中旬〜9月初旬のバカンスシーズ、オフシーズンを除けば、訪れる人の多くは外国人です。(主にヨーロッパ人)

警察の監視が行き届いているため治安がよく、観光客を狙ったバッグの引ったくりはありません。夜遅くに女性が一人で歩いても安全です。また、365日休みなく清掃&ゴミ回収が行われるため、パレルモやカターニアのようにゴミが落ちていません。
(その治安のよさと町の美しさから、2017年5月26日〜27日、G7サミットが開催されました。)

シーズンは、4月から11月初旬と、クリスマス〜年末年始の時期。一年で一番混み合うのは、復活祭の週と7月末から8月。(しかし、9月も外国人に人気があり、ホテルが混みます。)復活祭、8月中旬、クリスマス、年末年始は、タオルミーナは、お店もレストランも開いているのでお勧めです。オフシーズンは、週末にシチリアの他の町から日帰りで遊びにやって来る人々で賑わいます。

リゾート地としてのイメージが強いせいか、忘れがちなのが町の歴史的背景。実は、シチリア最古のギリシャ人植民都市ジャルディーニ・ナクソスが、紀元前403年にシラクーサに滅ぼされた後、紀元前358年に生存者が集まり、防御に適した山の中腹に築かれた町が、現在のタオルミーナの始まり。したがって町は、紀元前4世紀からの歴史があります。シチリアで2番目に大きいギリシャ劇場は、その当時の繁栄ぶりを表すものです。
また、あまり知られていないのですが、実はタオルミーナはシチリアの町の中で、古代ローマ時代の遺跡が2〜3番目ぐらいに多い町です。(ギリシャ劇場、オデオン、ナウマキア、ローマ浴場跡2件だけでなく、一般公開されてない遺跡、発掘中の遺跡もあります。)

【行き方】
カターニア空港からタオルミーナへ
シチリアの他の町からタオルミーナへ
タオルミーナ Taormina
タオルミーナの町とエトナ山

タオルミーナ Taormina
タオルミーナの海岸線とイタリア本土

タオルミーナ Taormina
4月9日広場からのイオニア海の眺望

タオルミーナ Taormina
4月9日広場のカフェ

タオルミーナ Taormina
息を呑むばかりに美しい夜景

知ってるタオルミーナ? もともとヨーロッパの上流階級の冬の保養地だった...
タオルミーナは、今やすっかり夏のリゾート地ですが、実は19世紀後半から1960年代までは冬の避寒地でした。秋〜春にかけて、ヨーロッパの上流階級の人々が滞在する冬の保養地だったのです。それが1960年代に入り、イタリアの一般庶民がバカンスを取れるようになると、一気に冬の避寒地から夏の避暑地になりました。昔のヨーロッパの文豪達が、「地上の楽園」とたたえたタオルミーナは、実は秋〜春にかけてのタオルミーナだったのです。今でも、華やかなリゾートライフでなく、美しい風景を眺めながら、心の洗濯をしたいと思っている方には、夏を除いた季節(7月中旬〜8月)がお勧めです。
オフシーズンのタオルミーナ
ホテル
11月〜3月は、海沿いのホテルは、ほとんど閉まります。海沿いのホテルの中には、日本人団体客のため開けているホテルがありますが、ホテルの周囲の店は閉まっています。また、ロープウェイが運休したり、運行終了時間が早まるため不便です。したがって、海沿いのホテルは避けるべきです。
町の中心のホテルは、11月中旬〜1月6日は、半分くらいのホテルが開いていますが(年末年始特別オープンするホテルもあり)、1月7日〜2月末は、4分の3ぐらいのホテルが閉まります。
11月〜3月は、バカンスシーズンのクリスマスと年末年始を除いて、宿泊料金が安くなります。ホテルによっては、宿泊料金が半額以下になるところもあります!高級ホテルにお手頃な料金で泊る絶好のチャンス!また、実際予約した部屋よりも部屋をグレードアップしてくれることも多いようです。これこそオフシーズンの特権だと言えるでしょう。
11月のシチリアは、10月よりも天気がいいことが多いのですが、宿泊料金は1ヵ月違うだけで、かなり安くなるので、11月のタオルミーナは穴場です。
レストラン・バール
冬は1ヵ月〜5ヵ月くらい閉まりますが、一年中開いているところもあります。海沿いのレストランやバールはほとんど閉まります。ジェラート屋は閉まるところが多いです。
お店
11月中旬から3月上旬にかけて、観光客のみを相手にする店(手作りサンダルの店やビーチサンダル店など)の三分の一が閉まりますが、地元の人も利用する店は一年中営業しています。
秋から初春にかけてのタオルミーナの風景は、次の写真集をご覧下さい。
写真集 タオルミーナ 秋の訪れ
写真集 タオルミーナ 冬の色彩
写真集 タオルミーナ 初日の出
写真集 タオルミーナ 早春の散歩
写真集 タオルミーナのクリスマス
タオルミーナに来る個人女性旅行者の方へ
タオルミーナは南イタリアの国際的リゾート地です。したがって、そこに来る外国人女性旅行者を目当てにやって来る男性もいます。(特にバカンスシーズン)声をかけられてわずらわしいと思ったら、相手の存在を完全に無視すると効果的です。いくら南イタリアでも、真面目な男性は、観光客に軽々しく声をかけるようなことはしません。いくら旅先とはいえ、地元の女性が相手にしないような男性を相手にしても、仕方ありません。

タオルミーナの町は小さいので、町の中心を見るだけならば、徒歩で十分観光出来ます。
町を北から南に横断するメインストリートのウンベルト通りは、年中歩行者天国。北端のメッシーナ門から南端のカターニア端まで約800mあり、約15分で歩けます。ほとんどのお店、レストラン、バール、銀行、両替所、旅行会社は、このウンベルト通りにあるか、ウンベルト通りに交差している横道にあります。ウンベルト通りは平らですが、横道には階段が多いので、歩きやすい靴が役に立ちます。
タオルミーナでは、レンタカーは役に立ちません。中心地区は一般車両進入禁止ですし、市民パスのない車は、有料駐車スペース以外に路上駐車することは出来ません。300ユーロ以上の高額の罰金を取られます。)
タオルミーナ Taormina ウンベルト通り
タオルミーナの町の中心の観光だけだったら、半日ぐらいで終わりますが、実は日帰り観光に来るのではなく、泊まってこそ本当の価値の分かる町です。
小鳥のさえずりを聞きながら、海から朝日が上がってくるのを眺めたり、ブーゲンビリアの花咲く庭でまどろんだり、夜は海岸線の美しい夜景に見とれたりするのが、本当のタオルミーナの味わい方です。ただの観光地だけでないからこそ、毎年来るリピーターが多いのです。
タオルミーナ Taormina ウンベルト通り

タオルミーナ町の中心のホテルは、次のホテルがお勧めです。
ホテル名をクリックすると、オンライン予約から予約出来ます。 B&B、アパート予約の注意
B&B ヨアンズ・ヘリテージ メッシーナ門の入口にあり超便利!バスターミナルまで500m。
ホテル・ヴィクトリア ☆☆ ウンベルト通りにあり便利!バスターミナルまで700m。
ヴィッラ・シューラー ☆☆☆ ウンベルト通りに近い、海の絶景と花園風庭園が楽しめる。
イル・ピッコロ・ジャルディーノ ☆☆☆ ウンベルト通りに近い、近代的な設備のホテル。
ヴィッラ・ディオドーロ ☆☆☆☆ 市民公園の隣にあり、海とエトナ山が見える。プール付
ヴィッラ・ベルヴェデーレ ☆☆☆☆ 市民公園の側にあり、海が見える。庭、プール付
ホテル・ヴィッラ・カルロッタ ☆☆☆☆ デラックス4ッ星ホテル。全室バスタブ付。
エル・ジェベル ☆☆☆☆☆ ウンベルト通りに近い高級プチホテル。インテリアがおしゃれ。
ホテル・アシュビー ☆☆☆☆☆ メッシーナ門の外の瀟洒な高級プチホテル。庭、プール付
ホテル・サン・ドメニコ ☆☆☆☆☆ 元15世紀の修道院を改築した老舗ホテル。全室バスタブ付。エトナ山の見える南国の植物が植えられた庭園、中世の回廊、プールあり。2017年5月、G7サミットの会場になったホテルです。
※2017年11月から大規模修繕工事のため閉館。再オープンは早くて2018年のクリスマス、2019年3月の可能性が高いです。
G. H. ティメオ ☆☆☆☆☆ ギリシャ劇場の隣。海とエトナ山の見えるデラックスホテル。サービスのよさは定評あり。手入れが行き届いた広い庭、プールあり
その他のタオルミーナのホテル
写真集 タオルミーナホテル散歩
タオルミーナのB&Bの紹介ページ
タオルミーナのアパートの紹介ページ

ギリシャ劇場 Teatro Greco
ギリシャ時代の紀元前3世紀、タオルミーナの町の中で一番見晴らしのいい丘をくり貫いて造られました。劇場を掘り出すのに約100,000m³の岩が持ち出されたそうです。現在見られるの赤レンガ造りの劇場は、ギリシャ時代の劇場の姿のままではなく、古代ローマ時代の1世紀末〜3世紀にかけて、闘技場に拡大改造された後の姿です。ギリシャ時代はギリシャ悲劇や喜劇、古代ローマ時代は健闘士と猛獣の戦いや剣闘士同士の戦いが行われていました。

直径が109mあり、シラク−サの劇場に次いでシチリアで2番目に大きい劇場です。当時タオルミーナを支配下に置いていたシラクーサのヒエロン2世によって建造されたと言われています。
劇場の大きさは、シチリアで2番目ですが、息を呑むように美しい劇場からの眺めは世界一。1787年、ここを訪れたゲーテは、世界中のどんな劇場の観客もこれほどの舞台後部の景色を目にすることが出来ないだろうと、「イタリア紀行」に記しています。

現在でも、毎年6月中旬〜9月上旬の夜、時々コンサートや演劇が上演されます。たとえ内容が分からなくても、すばらしい夜景や雰囲気を味わいに行く価値がありますよ。

開: 11月1日〜2月15日 09:00〜16:00
    2月16日〜28日 09:00〜16:30
    3月1日〜15日 09:00〜17:00
    3月16日〜31日 09:00〜17:30
    4月1日〜30日 09:00〜18:30
    5月1日〜8月31日 09:00〜19:00
    9月1日〜15日 09:00〜18:30
    9月16日〜30日 09:00〜18:00
    10月1日〜15日 09:00〜17:30
    10月16日〜31日 09:00〜17:00
料: 10.00ユーロ
休: 年中無休 (特別なイベントがある時を除く)
※毎月第一日曜日は無料
※夜にコンサートやオペラが上演される日は、16:00〜17:00頃閉まるので注意。

ギリシャ劇場イベントスケジュール ※2017年版

劇場を入って最初にある昔の舞台装置置き部屋には、スクリーンがあり、古代ローマ時代の劇場がどのようであったかを再現した3D動画*が見れます。また、ここには古代ローマ時代もモザイク床やギリシャ時代の座席の石も展示されています。

劇場の一番高いところにある建物は、小さい博物館(劇場や劇場周辺で見つかった考古学品の展示)&ブックショップになっています。ブックショップでは、本だけでなく、ギリシャ劇場のパズルや、品のいいマグネットも売っているので、興味のある人は覗いて見たらいかがでしょうか。建物横は展望台になっています。

エトナ山とタオルミーナの絶景で知られる劇場ですが、エトナ山とタオルミーナの町だけでなく、実は反対側(北側)からは、メッシーナ方面の海外線と海の向こうにイタリア本土も見えます。

* 劇場再現3D動画はネットでも見れます。
(当時の劇場をイメージしやすいです。)
タオルミーナギリシャ劇場3D再現動画(YouTube)
タオルミーナ Taormina ギリシャ劇場

タオルミーナ Taormina ギリシャ劇場

タオルミーナ Taormina ギリシャ劇場

タオルミーナ Taormina ギリシャ劇場

タオルミーナ Taormina ギリシャ劇場

タオルミーナ Taormina ギリシャ劇場

タオルミーナ Taormina ギリシャ劇場
コルヴァイア宮 Palazzo Corvaja
ギリシャ・ローマ時代の建造物の壁を一部利用してアラブ時代に塔が建てられ、中世に左右の棟が増設されています。1410年、シチリア王を選出するためのシチリア議会が開かれたこともあります。
右棟の一階には、ツーリスト・インフォメーションが入っていています。
ツーリストインフォメーションの中には、シチリアの飾り荷馬車〔Carretto Siciliano〕とプーピ〔Pupi〕と呼ばれるマリオネット人形のオリジナルが展示されているので、用がない人も覗いてみる価値あり。他の町の博物館にわざわざ行かなくてもここで見れます。
二階は、特別展示会場になっていて、時々絵画や写真の展示会が行われています。

【ツーリストインフォメーション】
《5月〜10月》
開: 月〜金 08:30〜14:15 15:30〜18:45
    土 09:00〜13:00 16:00〜18:30
《11月〜4月》
開: 月 08:30〜14:15
    火〜金 08:30〜14:15 15:30〜18:45
休: 土、日、祝
(2017年12月時点の情報)
タオルミーナ Taormina コルヴァイア宮

タオルミーナ Taormina コルヴァイア宮

タオルミーナ Taormina シチリア荷馬車
オデオン&サンタ・カテリーナ教会 Odeon & Ch.di S.Caterina
オデオンはウンベルト通りに面したサンタ・カテリーナ教会の裏側にある2世紀頃に造られた小劇場。古代ローマ時代には、小規模なコンサートを行う音楽ホールや会議場として使われていました。
この遺跡の面白いところは、3つの時代の建物が重ね合わさっていること!紀元前4世紀のギリシャ神殿の基壇の上に、紀元後1世紀の古代ローマ時代に小劇場(オデオン)が建てられ、その一部を覆う形で17世紀にサンタ・カテリーナ教会が建てられているところです。サンタ・カテリーナ教会の中にも、遺跡の一部を見ることが出来ます。

【オデオン】
開: 09:00〜日没1時間前まで ※閉まっていることもあり
料: 無料

【サンタ・カテリーナ教会】
開: 09:00〜20:00
※日曜・祝日09:30からのミサの最中は入ることが出来ません。
(2017年12月時点の情報)
タオルミーナ Taormina オデオン

タオルミーナ Taormina オデオン

タオルミーナ Taormina サンタ・カテリーナ教会
ナウマキア Naumachia
ウンベルト通りの裏手にある赤レンガ作りの壁の建造物。1〜2世紀のローマ時代のもので、シチリアに残るローマ時代の建造物としてはかなり大きいものです。
正確な用途は不明ですが、おそらくギムナジウム等の公共建築物の背後を飾る壁だったと言われています。
この遺跡の上に、19世紀もの時を越えて、一般の建物が建っているのがなんとも言えません。
タオルミーナ Taormina ナウマキア
4月9日広場 Piazza IX Aprile
ウンベルト通りの中間地点にある広場。広場の端からは、エトナ山が見え、海のパノラマが広がります。空気が澄みきっている日には、遠くシラク―サの手前の海岸線まで見えます。

観光客だけでなく、地元の人にも憩いの広場。ここに来て、おしゃべりを楽しむおじさんおばさんや子供連れのお母さん達がいます。夏の夜は、絵描きさんや大道芸人が登場して、とても賑やか。
広場にはカフェがいくつかあるので、カフェのテーブルに座り、通りを行きかう人々をのんびりと眺めるのも一興です。

広場には、海の見える展望台とカフェの他、現在は町の図書館になっている15世紀のサン・アゴスティーノ教会、バロック様式の17世紀のサン・ジュセッペ教会、アラブ時代に建てられた時計台の塔があります。

夜は、何十キロ先もの海岸線の見事な夜景と、12月〜1月の日没時には、エトナ山に夕日が沈んだあとの素晴らしい色鮮やかな夕焼けが楽しめます。(夕焼けは、夏よりも冬の方が圧倒的にきれいです。)
タオルミーナ Taormina 4月9日広場

タオルミーナ Taormina 4月9日広場

タオルミーナ Taormina 4月9日広場
大聖堂と噴水 Duomo e Fontana
12世紀に創建され、バーリの聖ニコラに捧げられています。一見すると城塞のような建築に特徴があります。内部は三廊式の教会で、ギリシャ劇場にあったタオルミーナ産の花崗岩の円柱が、身廊と側廊を仕切る柱として再利用されています。

ドゥーモの前にある噴水は、17世紀のバロック様式。噴水の一番上にある半身半馬の女性版ケンタウロス像は、タオルミーナの町のシンボルで、町の紋章に用いられています。
映画「グランブルー」のロケ地

【大聖堂】
開: 08:30〜20:00
※平日18:00、日曜・祝日11:00と18:00のミサの最中は入ることが出来ません。
(2017年12月時点の情報)
タオルミーナ Taormina 大聖堂

タオルミーナ Taormina 噴水
サント・ステファノ宮 Palazzo di Santo Stefano
アラブ時代の塔の土台を利用し、13〜14世紀に建てられた建築物。建物の一方の壁は町の城壁をそのまま利用しています。アラブ・ノルマン、カタロニア・ゴシック、キアラモンテ様式の混合建造物。
庭に出ると、建物の一方の壁に城壁が繋がっているのが分かります。
現在は、内部はイベント会場として使われることがあります。
タオルミーナ Taormina サント・ステファノ宮
バディア・ベッキア Badia Vecchia
もとはノルマン時代に建てられた塔で、町の城壁の一部に組み入れられていました。14世紀に屋敷に改造され、アラゴン王家出身の修道女となったコスタンツァとエウフェミアが住んでいたと言われています。
中には入ることが出来ません。
タオルミーナ Taormina バディア・ベッキア
市民公園 Villa Comunale
20世紀始め、イギリス人女性フローレンス・トレヴェルヤンが自分の家の庭園として造ったものです。彼女が亡くなった後、夫がタオルミーナの町へ寄贈しました。
エトナ山と海を正面に望む崖の上にあります。世界中から集められた亜熱帯・熱帯植物が植えられ、一年中花が絶えることなく咲き乱れています。崖沿いの散歩道からは、エトナ山と海岸線と海のすばらしいパノラマが広がります。
公園の中央には戦死者記念碑と大砲と魚雷があり、公園内には、フローレンス・トラベルヤンが造ったヴィクトリアン・フォリーズと呼ばれる、赤煉瓦の趣のある建築物が点在しています。
とても静かで落ち着いていて、あちこちにベンチが設置してあるので、ウンベルト通りの人ごみに疲れたら来るのにお勧めです。
たくさんの金魚のいる池や、鳥小屋があり、大型インコのルリコンゴウインコ、アオボウシインコ、ヨウム、小型インコのセキセイインコがいます。お子様連れの方も楽しめますよ。
タオルミーナのインコのサイト

近くのホテルに滞在している人は、朝食前に散歩に来るのもいいでしょう。午前中早い時間帯は、エトナ山がくっきりと美しく見えます。

開: 08:00〜日暮れ
※7月中旬〜9月中旬は深夜まで開いている年があります。
タオルミーナ Taormina 市民公園

タオルミーナ Taormina 市民公園

タオルミーナ Taormina 市民公園

タオルミーナ Taormina 市民公園

タオルミーナ Taormina 市民公園
サン・パンクラッツィオ教会 Chiesa di San Pancrazio
メッシーナ門の外にあるサン・パンクラッツォ広場に面した17世紀のバロック様式の教会で、タオルミーナの守護聖人聖パンクラッツィオに捧げされています。
この教会、実は紀元前4世紀のゼウス・セラピス神殿の上に建てられています。建物外壁を見ると、大きい石灰岩のブロックが積み上げられた部分が見えますが、この部分が神殿の壁だった部分です。
教会内部には、中央祭壇の奥にサン・パンクラッツィオの神輿が安置してあります。毎年7月9日の聖パンクラッツィオ祭の日には、神輿は教会から運び出されます。(聖パンクラッツィオは、シリアのアンティオキアの出身で、1世紀にタオルミーナの司教だった人です。)
教会の前庭に、神殿の一部と思われるグレーの花崗岩の円柱の一片が置いてあります。
開: 09:00〜18:00
(2017年12月時点の情報)
タオルミーナ Taormina サン・パンクラッツォ教会

タオルミーナ Taormina サン・パンクラッツォ教会

タオルミーナ Taormina サン・パンクラッツォ教会
サン・パンクラッツィオ広場の浴場跡 Terma P.zza S. Pancrazio
メッシーナ門の外、サン・パンクラッツォ広場にあります。
道路や広場の下に埋もれている部分や破壊された部分があるため、分かりにくいのですが、1〜2世紀の住居跡の上に建てられた3〜4世紀のローマ浴場跡か、ピザンチン時代の浴場跡とされています。
タオルミーナ Taormina サン・パンクラッツィオ広場の浴場跡
ローマ帝政時代の浴場跡 Terme Romane
ギリシャ劇場通りの入口にあるヴィットリオ・エマヌエレ広場の警察署の裏にあります。
ローマ帝政時代の2世紀に造られた浴場の跡です。三方を建物に囲まれていますが、温浴室の床暖房システムを見ることが出来ます。
永年放置されていましたが、2015年に案内の看板が立てられ、入口が開いている日は中に入ることが出来ます。
タオルミーナ Taormina ローマ帝政時代の浴場跡
ベルヴェデーレ Belvedere
バスターミナルの先の曲がり角にあります。
タオルミーナの高台の町から、唯一イゾラ・ベッラが見える場所。(実は下に降りて近くから見るよりも、ここからの方が美しく見えます!)
イゾラ・ベッラ海岸やマッツァーロ海岸の他、遠くにはメッシーナ海峡までの海岸線、空気が澄んでいる日には、イタリア本土も見えます。
わざわざロープウェイで下まで降りなくても、イゾラ・ベッラが真上から見下ろすことが出来るので、町の中心から少し離れていますが、歩いていく価値があります。
タオルミーナ Taormina ベルヴェデーレ

タオルミーナ Taormina ベルヴェデーレ
ビザンチン時代の墓 Tombe Bizantine
バスターミナルからベルヴェデーレの角を市民公園の方向に曲がったところにあります。
一見すると穴が開いた壁ですが、実はギリシャ・ローマ時代の町の城壁を利用した6〜8世紀のビザンチン時代の墓の跡です。
タオルミーナ Taormina ビザンチン時代の墓
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