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■ ドォーモ(=大聖堂) 《Google Map》 |
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Duomo di Cefalu |
岩山を背後に立つ中世の趣の濃いドォーモは、ノルマン時代の1131年、ルッジェーロ二世により創建されました。
アラブ・ノルマン様式ですが、未完なので、モンレアーレのドォーモのように内部全体が金地モザイクの壁画で覆われていません。アプスの部分のみ金地モザイクで装飾されています。
ファザードはパニッテッラ作(1204)、正面柱廊はアンブロージョ・ダ・コモ(1473)作。大聖堂内部の中央アプスのドームには、全能の神キリストの金地モザイクがあります。キリストの下は、聖母マリアと4人の大天使、その下には十二使徒です。
しかしどうして、漁師町のチェファルに突然大聖堂が建てられることになったか?
1131年、アマルフィを征服しに行ったルッジェーロ二世の艦隊が、パレルモに船で戻る途中、嵐に遭い、無事に陸地に到着することが出来たら、到着したその地に神に捧げる大聖堂を建てると誓ったところ、チェファルの海岸に辿り着いたため、この地に大聖堂が建てられたという言い伝えがあります。
開: 4月〜10月 08:30〜18:30
11月〜3月 08:30〜13:00 15:30〜17:00
※ミサのときは、見学が制限されます。
(2019年9月時点の情報) |
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■ オステリオ・マーニョ 《Google Map》 |
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Osterio Magno |
ノルマンのルッジェーロ二世が自分の邸宅として建てたと言われている12世紀の建物。13〜14世紀には、島の物品交換の場所として使われていました。中庭があり、一階には井戸の跡が残っています。
14世紀にはヴィンティミリア家の所有となり、17世紀初めにはドメニコ派修道院の手に渡り、その後個人の住宅や店舗として使われていました。現在は、絵画の展示会等が行なわれています。
建物の創建当時の部分は、外側の壁に見ることが出来ます。 |
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■ 中世の洗濯場 《Google Map》 |
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Lavatoio Medioevale |
ヴットリオ・エマヌエーレ通りを歩いていると、海側に階段があり、階段を降りた先にあります。昔、地元の女性達が洗濯していたところ。マドニエ山系の支流から生まれるチェファリーノ川が地下を通り、チェファルで地表に現れ、洗濯場を通り、海へと注いでいます。
以前は、マリーナ門(=ペスカーラ門)の近くにありましたが、1514年に現在の場所に移されました。1655年にアーチが建造され、1890年に現在のように整備されました。 |
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■ マンドラリスカ博物館 《Google Map》 |
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Museo Mandralisca |
エンリコ・ピライノ・ディ・マンドラリスカ男爵が集めた考古学出土品、絵画、コイン等が展示されています。
注目すべきは、アントネッロ・ダ・メッシーナ作の神秘的な笑みを浮かべた絵画「或る男の肖像」(1465-1470)と、紀元前4世紀の「マグロを売る商人」が描かれたクラテルで、日本人の私たちに親近感を感じさせてくれる図柄。一見の価値あり!
開: 09:00〜19:00
復活祭の日曜日、復活祭翌日の月曜日、12月25日、1月1日
09:00〜12:30 15:30〜19:00
料: 6.00ユーロ
休: 年中無休
(2020年1月時点の情報)
マンドラリスカ博物館公式サイト |
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(チェファル市サイトから借用) |
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■ 波止場 《Google Map》 |
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Molo |
ペスカーラ門の外側にあります。この波止場の先に行くと、チェファルの町と岩山が海の向こうに見える絶景が楽しめます。
★ 映画「ニューシネマパラダイス」のロケ地 |
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■ カルーラの岬 《Google Map》 |
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La Calura |
ラ・ロッカの反対側にある不思議な形の岩の岬。
岬の先には、17世紀の見張り台の塔があります。
この変わった岩の岬を見てオペラ作曲家のヴィンツェンツォ・ベッリーニは、「海賊」の舞台を思いついたとか... |
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