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FROM 04/2005 ホーム > シチリア西部 > トラーパニ
トラーパニのホテル
エリチェ/トラパニ/セジェスタ観光専用車(パレルモ発)
トラーパニ−タオルミーナ間途中観光付L.トランスファー
トラーパニ(またはトラパニ)〔Trapani〕は、シチリア北西部にあるトラーパニ県の県庁所在地。(人口約68,700人)(チュニジアまでの距離は約165q)海に突き出た細長い岬に旧市街があり、新市街は内陸に向かって扇形に広がっています。町の名前は、旧市街がある細長い岬の形が鎌の形に似ているため、鎌を意味するギリシャ語のドレパノンに由来しています。
元々は、近くのエリチェの町の方が重要性があり、トラ-パ二はエリチェの港としての役割を果たしていました。紀元前8世紀頃からフェニキア人やカルタゴの影響を受けるようになりますが、第一次ポエニ戦争でカルタゴの見方をした結果、古代ローマの支配下に入ると、町は厳しい待遇を受けて衰えていきました。しかし、11世紀のノルマン時代になると、交易の地として栄え、トラーパニの港は地中海交易の重要な港の一つになります。14〜15世紀のアラゴン家の支配下に入ると、経済的に繁栄し、町が拡張されていきました。

トラーパニの町が観光地化されてきたのは、実は20世紀も終わりになってから。以前、トラーパニは、エリチェやエガディ諸島へ行く人々の足場の町としか考えられていませんでした。しかし、現在のトラーパニの旧市街のメインストリートを含む一部は、驚くほどきれいになり観光地化が進みました。歩行者天国の通りも多く、海沿いの遊歩道では、落ち着いて散歩を楽しむことができます。(ただし裏道は、ゴミや犬の糞が落ちているところもあります。)

町の三方を海で囲まれている点で、シラク―サのオルティージャ島と似ているのですが、オルティージャ島が華やかな雰囲気で、かなり整備されたの対して、トラーパニの旧市街は、港町の実用的な印象が強く、昔栄えていたことを感じさせる非常に立派な教会や宮殿と、貧しそうな一般住居が混在していてまだ整備の余地ありといったところです。一方、トラ−パ二の新市街は、コンクリートの近代的な建物が多く、旧市街のような風情はありません。

トラーパニでは、毎年復活祭の聖金曜日に行われるミステリの聖行列が有名です。
トラーパニ Trapani
エリチェから見たトラーパニの町

トラーパニ Trapani
海から見た平坦なトラーパニの町

トラーパニ Trapani
エガディ諸島への船が出る港

トラーパニ Trapani
旧市街のメインストリート

トラーパニ Trapani
旧市街の路地

トラーパニ Trapani
旧市街の夜 若者が集まるスポット

トラーパニ Trapani
海沿いからの夕日
トラーパニのミステリーの聖行列
トラーパニの気候を特徴づけるのは、なんといっても!シチリアの北西部の突き出た岬にあるので、1年を通して他の町よりも風があり、特に晩秋から冬と3月頃は、吹き飛ばされそうな強風が吹きます。

【行き方】
トラーパニ空港からトラーパニ市内へ
シチリアの他の町からトラーパニへ
高級ホテルはなく、ホテルの数が少ないのですが、B&Bやレジデンスなどエコノミーな宿泊施設の数は多く、シチリア西部をじっくり観光したい人にはパレルモよりもトラーパニの宿泊がお勧めです。

夏の観光シーズンには、現地旅行会社が主催するツアーが出ています。
【ツアー催行例 2016年夏】
トラーパニ発日帰り観光ツアー
催行会社: 
EGA TOUR
Via Amm. Staiti,13 Trapani
(トラーパニ港のUstica Lines乗り場の道の道路を挟んで向かい側にあります。パレルモ行きバス停も前にあり、バスの切符も販売しています。)
・トラーパニ旧市街 (09:00発/11:00発/16:00発) 15.00ユーロ
・塩田 (09:30発/16:30発/他の時間も可) 15.00ユーロ
・塩田&セジェスタ(09:30発/15:30発) 30.00ユーロ
・エリチェ&セジェスタ(09:30発/15:30発) 30.00ユーロ
・ファヴィニャーナ島&レヴァンツォ島 簡単な昼食付 39.00ユーロ
※塩田、セジェスタ、エリチェのコースはドライバーのみ
※エガディ諸島行きツアーは、初夏〜初秋のみの催行
オフシーズンは、他のツアーもON REQUESTになります。

トラーパニの町は、旧市街と新市街の2つに別れますが、見所はほとんど旧市街にあるので、基本的には旧市街だけで十分です。
旧市街の中心のメインストリートを含む主な通りは、歩行者天国で車が入れないため、徒歩での観光になります。
新市街の州立ヘポリ博物館とアヌンツィアータ聖堂に行く場合は、旧市街の中心から約3キロ離れているため、駅前からバスに乗るか、タクシーを利用します。
トラーパニ Trapani ヴィットリオ・エマヌエーレ通り
トラーパニでの宿泊は、旧市街のホテルがお勧めです。
ホテル名をクリックすると、オンライン予約から予約出来ます。 B&B、アパート予約の注意
観光に便利な旧市街〜駅周辺のお勧めホテル
B&Bカサリッキオ 旧市街の港とパレルモ行きバス停近くの趣味のいいB&B。宿の人が親切 ★お勧め
B&Bセントラル・ギャラリー・ルームズ 旧市街の歩行者天国の新しいB&B。駅まで750m。
レジデンス・ラ・ガンチャ 旧市街の海沿いの便利な立地のキッチン付レジデンス ★お勧め
ガウラ・アパートメント 旧市街の海沿いにある新しいアパート。シービュウの部屋が多い。 ★お勧め
マリーナベイ 旧市街の目抜き通りの近くにある新しいキッチン付アパート。港にも近い。
ホテル・ヴィットリア ☆☆☆ 旧市街と新市街の間のヴットリア広場にある。駅まで300m。
アルベルゴ・ルッソ ☆☆☆ 旧市街の目抜き通りにある。港とバス停に近い。お得料金
ホテル・トラーパニ・イン ☆☆☆☆ 旧市街の海沿いの新しいホテル。港とバス停に近い。
その他のトラ−パニのホテル

 旧市街
カヴァレッタ宮殿 Palazzo Cavarretta
トッレアルサ通りから、メインストリートのヴィットリオ・エマヌエーレ通りが始めるところにあります。
1696年から1702年にかけて、ジャコモ・カヴァレッタの設計で建てられたバロック様式の宮殿。昔、トラーパニの上院議員の議会が置かれていました。(元市役所)
カヴァレッタ宮殿の左隣りには、カルタゴの時代から存在していたと言われるトラーパニで一番古い門オスーラ門があり、門の上にある時計台のついている塔は13世紀頃に建てられています。
トラーパニ Trapani カヴァレッタ宮殿
イエスズ会の教会と学校 Chiesa e Collegio dei Gesuiti
ヴィットリオ・エマヌエーレ通りに入り、一番最初に見えてくる教会。
イエスズ会士のナターレ・マスッチョ設計で1705年に完成しています。教会内部は大理石の象嵌細工と漆喰装飾で飾られています。
教会の隣りには、元イエスズ会の学校があります。
トラーパニ Trapani イエスズ会の教会と学校

トラーパニ Trapani イエスズ会の教会
大聖堂 Cattedrale di San Lorenzo
ヴィットリオ・エマヌエーレ通りに入り、二番目の右側の教会。
サン・ロレンツォに捧げられています。14世紀頃の建造で、1635年に建て直され、バロック様式のファザードは1740年に完成しています。
教会内部には、フランドルの画家ヴァン・ダイク作「十字架に架けられたキリスト」の絵があります。
開: 08:00〜12:00 16:00〜19:00頃
(2013年12月時点の情報)
トラーパニ Trapani 大聖堂

トラーパニ Trapani 大聖堂
サン・アゴスティーノ教会&サトゥルノの噴水 Chiesa di San Agostino &
Fontana di Saturno
トッレアルサ通りにあります。
サン・アゴスティーノ教会は、14世紀に建てられたゴシック様式で、立派なバラ窓があります。
教会手前の小さい広場の右側には、1342年に水路開通記念のため、トラーパニの上院議員により造られたサトゥルノ(サターン)の噴水があります。
トラーパニ Trapani サン・アゴスティーノ教会
ジュデッカ Giudecca
旧市街の中心から駅に行く途中、迷路のように入り組んだ細い道が特徴の元ユダヤ人地区のジュデッカ通りにあります。
16世紀に建てられた建物で、チャンブラ家が所有していたので、チャンブラ宮殿とも呼ばれています。塔の上部がダイヤモンド形状の切り石で出来ているのに特徴があります。
トラーパニ Trapani ジュデッカ
コロンバイア Colombaia
旧市街の先端の海に浮かんでいる小さい島の上に建っています。
14世紀のもので、城として造られ、その後要塞に改築されました。
トラーパニ Trapani コロンバイア
リニーの塔 Torre di Ligny
旧市街の先端の海に突き出たところにあります。
見張りの塔として、1671年リニー侯爵により建てられました。現在は、先史時代の博物館になっています。
トラーパニ Trapani リニーの塔
 魚市場の広場 Piazza Mercato del Pesce
トッレアルサ通りの北側の海沿いにあります。
1874年に出来た建造物で、以前トラーパニの魚市場だったところです。現在は、魚市場は別の場所に移り、アクセサリーや小物を売る屋台が出ています。
トラーパニ Trapani 魚市場の広場
 新市街
アヌンツィアータ聖堂(教会) Santuario di Maria SS.
Anunziata
14世紀に建てられたゴシック様式の教会で、18世紀に拡張されています。教会の横の鐘楼は18世紀のバロック様式です。
教会内部にはいくつか礼拝堂があり、その中でもトラーパニの聖母礼拝堂には、ニーノ・ピサーノ作の有名な大理石の「トラーパニの聖母子像」があり、サン・アルベルト礼拝堂には、トラ−パ二の守護聖人サン・アルベルトの銀製の像があります。
開: 1月〜5月 10月〜12月
    月〜土 07:00〜12:00 16:00〜19:00
    日、祝 07:00〜13:30 16:00〜19:00
    6月〜9月
    月〜土 07:00〜12:00 1600〜20:00
    日、祝 07:00〜13:30 16:00〜20:00
(2016年1月時点の情報)
トラーパニ Trapani アヌンツィアータ聖堂

トラーパニ Trapani トラーパニの聖母子像
州立ペポリ博物館 Museo Regionale Pepoli
1914年にアゴスティーノ・ペポリ公爵が個人の収集品を元に、開設した博物館です。アヌンツィアータ聖堂に併設されていた元カルメル派修道院の建物が、博物館に改造されています。
考古学品、彫刻、絵画、工芸品が展示されています。特に、16世紀の珊瑚細工と銀細工には素晴らしいものがあります。
開: 火〜土 09:00〜17:30(最終入場 17:00)
   日、祝 09:00〜12:30(最終入場 12:00)
休: 月
料: 6.00ユーロ
(2018年3月時点の情報)
トラーパニ Trapani 州立ペポリ博物館
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