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メッシーナのホテル
専用車途中観光付ロングトランスファー
専用車送迎 メッシーナ港⇔タオルミーナ
専用車タオルミーナ発メッシーナ観光(半日)
メッシーナ〔Messina〕は、シチリア島の北東の先端に位置するシチリアで3番目に大きい町です。(人口約240,000人)メッシーナ海峡を挟んで、イタリア本土と向かいあっているため、シチリアの玄関口の港町として知られています。

自然の良港に恵まれたメッシーナの町は、紀元前757年ギリシャのエウボイア島(現在のエヴィア島)からやって来た人々によって築かれました。港が鎌の形をしているため、当時メッシーナの町は、シクリ語で鎌を意味する「ザンクレ」と呼ばれていましたが、紀元前486年にギリシャのメッシニア県からの大勢の人々が入植したことにより、現在の町の名前に近い「メッサーナ」に改名されました。

メッシーナ港は、毎日大勢の人々がメッシーナとイタリア本土を行き来しているため、イタリアで最も利用客数の多い港です。
メッシーナ海峡は、一番狭い区間はわずか3km強ですが、橋やトンネルはありません。イタリア本土のヴィッラ・サン・ジョバンニとメッシーナの間(約7km)を、フェリーが運航しています。(日本の昔の青函連絡船のように、列車を車両ごと船腹に積み込むフェリー)

港町であるだけでなく、メッシーナ県の県庁所在地であり、大学都市でもあるため、活気があります。(昼休みの時間帯を除く)近年は、シチリアに寄港する大型クルーズ船の寄港地としても注目を集めています。(しかし、町自体には見所が少なく、土産物屋もあまりないため、タオルミーナ等に行く寄港地オプショナルツアーの参加がお勧めです。団体でなく、タオルミーナを個人でゆっくり自由に観光したい方には、メッシーナ港⇔タオルミーナ間の専用車往復送迎を手配することが可能です。)

メッシーナの町が観光都市ではないのには、ちゃんとした理由があります。実は、メッシーナの町は、過去に何度かの大地震(1638年、1783年、1908年)でその度に町が崩壊しているのです!(ドイツの文豪ゲーテは1783年の地震の直後メッシーナを訪れ、イタリア紀行(中)に地震で崩壊した町の様子を書いています。)
特に、1908年のメッシーナ海峡の大地震で町は壊滅的な被害を受け、大地震の後に町が造り直されています。道路は碁盤の目状で直線道路で広く、建物は一部の公共建築物を除くと、煉瓦とセメントと鉄筋コンクリート造りの
近代的な20世紀の街並みです。(つまり、シチリアの多くの歴史ある町のように、古代の遺跡はありませんし、中世の趣は全くありません。)

【行き方】
パレルモからメッシーナへ
タオルミーナからメッシーナへ
カターニアからメッシーナへ

専用車の旅では、タオルミーナ⇔パレルモ間途中観光付ロングトランスファーで、移動の途中に、メッシーナや北海岸線の町を訪れることが出来ます。
メッシーナ Messina
メッシーナ海峡の眺め

メッシーナ Messina
港に停泊中のクルーズ船

メッシーナ Messina
路面電車が走る海岸線の道路

メッシーナ Messina
ショッピング街サンマルティーノ通り

メッシーナ Messina
ドォーモ広場

メッシーナ Messina
正午になるとガオ〜と吠える
ドォーモの鐘楼のライオン

メッシーナの町は、町の中心の観光名所を見るだけならば、ドォーモ広場の周辺に広がっているので、徒歩で観光することが出来ます。駅を出て、広場を渡り、イ・ヴェンティセッテンブレ通りを約1キロ歩くとドォーモ広場に突きあたります。
町の外れにある州立博物館には、駅前から路面列車で行きます。(約4キロ)高台のクリスト・レ戦死者記念堂には、腱脚の人ならば徒歩で行けますが、坂道を歩き慣れてない人はタクシーの方がいいでしょう。
メッシーナ Messina ドォーモ広場
メッシーナに観光で行き、泊まる人は滅多にいないので、ビジネスホテルタイプかB&Bしかありません。個人旅行の場合は、タオルミーナに泊って、半日の日帰り観光で行く人がほとんどです。
旅程の関係で、メッシーナに宿泊される方は、次のホテルがお勧めです。
ホテル名をクリックすると、オンライン予約から予約出来ます。 B&B、アパート予約の注意
B&B ガリバルディ 駅まで750m、エオリエ諸島やレッジョ・カラーブリア行きフェリー乗り場まで600mのモダンなB&B。ドォーモの近くなので観光にも便利。1室のみメッシーナ海峡の見える部屋もある。
ホテル・ロイヤス・パレス 設備は古めだが、駅とバス乗り場に近いので超便利。ドォーモまで約900m。
その他のメッシーナのホテル

ドォーモ&鐘楼 Duomo & Campanile
ノルマン時代の1197年の建造。1638年と1783年の地震でファザードが大きな被害を受け、1908年の大地震でアプスの部分を残して建物全体が崩壊。1928年に再建されたものの、第二次世界大戦中の1943年に空爆で大規模な火災に見舞われ大分部が焼失したため、第二次世界大戦後に再建されました。

ドォーモ正面の3つの入口は14〜16世紀のゴシック様式で、右側外壁に連なる二重窓も15世紀のゴシック様式です。ドォーモ内部は、アプスの天井に14世紀の金地モザイクが再現されていて、身廊の両側の壁には、昔の司教の墓や聖人の像が並んでいます。

【ドォーモ】
開: 月〜土 07:00〜12:30 15:30/16:00〜19:30頃
    日、祝 08:00〜13:00 15:30/16:00〜19:30頃
※ミサの最中は入ることが出来ないか、見学が制限されます。

内部の右側には宝物殿があります。宗教関係の金銀細工と、メッシーナの守護聖人の手紙の聖母マリアの絵の上にかぶせる17世紀の精巧な金細工のカバー(イタリア語ではマント)があります。

【宝物殿】
開: 4月〜10月 月〜土 09:30〜12:30頃
    11月〜3月 月〜土 10:30〜12:30頃
料: 3.50ユーロ
(2015年11月末時点の情報)

ドォーモの左側には、鐘楼があります。ドォーモと同じくノルマン時代に建てられましたが、1783年の地震で倒壊。再建されますが、1863年当時の行政の指示で壊され、ドォーモのアプスの両側に小さい鐘楼が二つ建てられます。しかし、それも1908年の大地震で倒壊。再建された鐘楼は高さが60mあり、巨大な天文時計が設置されています。フランスのストラスブールのノートルダム大聖堂の天文時計を作ったジャン・バプティスト・シュウィルジュの後継者のウンゲラー社により1933年に制作された時計で、世界でも最も大きい天文時計の一つです。
天文時計はからくり時計になっていて、
正午になると、アベマリアの音楽とともに、からくり時計が動き出します。ライオンが吠えたり、鶏が鳴いたり、手紙の聖母マリアの物語の一部が展開します。
毎日正午から約12分間、からくり時計は動くので、日帰り観光でメッシーナに行かれる方は、この時間に合わせて行くのがお勧めです。
20世紀前半のレトロなからくり時計が楽しめますよ!
メッシーナ Messina ドォーモと鐘楼

メッシーナ Messina ドォーモ内部

メッシーナ Messina 鐘楼

メッシーナ Messina 天文時計

メッシーナ Messina からくり時計
オリオンの噴水 Fontana di Orione
16世紀の都市計画で造られたドォーモ広場の端にある噴水。
メッシーナの町に水を引く初めての水路の完成を記念して、16世紀中頃にミケランジェロの弟子のジョヴァンアンジェロ・モントルソーリにより造られました。カッラーラの大理石製です。
噴水の一番上にはメッシーナの町の伝説上の建設者であるギリシャ神話の巨人オリオン。その下は天使とイルカ、4人のニンフのナイアス、4人の半人半魚のトリートーン、4つの川を凝人化した像、溶岩製の海の怪物です。
メッシーナ Messina オリオンの噴水

メッシーナ Messina オリオンの噴水
カタラーニのサンティッシマ・アヌンツィアータ教会 SS. Anunziata
dei Catalani
12世紀にカステラマーレのサンタ・マリア教会として建てられたアラブ・ノルマン様式の教会です。
14世紀にはアラゴン王家の墓所になりますが、15世紀末にカタルニーニャから来た人々に譲られました。それ以来、カタラーニのアヌンツィアータ教会と呼ばれています。
柵に囲まれたこの教会、道路よりも低いところにあります。これは、12世紀の創建当時の地盤の高さにあるためです。つまり、現在の町の地盤は、昔よりも高くなっているのです。
開: 09:30/10:00〜12:30
※季節によりオープン時間が変更になる可能性あり
(2015年12月上旬時点の情報)
メッシーナ Messina サンティッシマ・アヌンツィアータ教会

メッシーナ Messina サンティッシマ・アヌンツィアータ教会
ドン・ファン・デ・アウストリアの像 Statua di
Don Giovanni D'Austria
ドォーモとカタラーニのサンテッシマ・アヌンツィアータ教会の近いカタラーニ広場にあります。
1571年に、メッシーナの港を出発し、レパントの海戦でオスマン帝国を打ち破ったスペインの指揮官ドン・ファン・デ・アウストリアを記念して建てられた像です。
この付近には、レストランやカフェがたくさんあり、食事時は人々で賑わっています。
メッシーナ Messina ドン・ファン・ディ・アウストリアの像
メッシーナ州立博物館 Museo Regionale
di Messina
メッシーナの町の外れ、国鉄の駅から4キロほど海岸線を北に行ったところにあります。
小さな博物館ですが、カラバッジョの「ラザロの蘇生」と「羊飼いの礼賛」と、アントネッロ・ダ・メッシーナの「サン・グレゴリオの多翼祭壇画」と「聖母子」があります。

開: 火〜土 09:00〜19:00(最終入場 18:30)
    日、祝 09:00〜13:00(最終入場 12:30)
料: 8.00ユーロ
休: 月
※毎月第一日曜日は無料
(2017年12月の情報)
メッシーナ Messina 州立博物館

メッシーナ Messina 州立博物館
クリスト・レ戦死者記念堂(教会) Sacrario di Cristo Re
メッシーナの町を見渡す標高60mの高台にある戦死者記念堂。
マタグルフォーネ城塞跡に、城塞の塔の一部を組む混む形で、1937年に建てられました。第一世界大戦で亡くなった兵士達の墓所になっています。塔の上には、鐘があり、鐘は第一次世界大戦の相手方の大砲の青銅を溶かして作られています。

クリスト・レ戦死者記念堂の前は、展望台になっていてベンチがあり、メッシーナ海峡のパノラマが楽しめます。
メッシーナ Messina クリスト・レ戦死者記念堂

メッシーナ Messina クリスト・レ戦死者記念堂
クリスト・レ戦死者記念堂から見えるメッシーナの町のパノラマです。
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