■ トラーパニ門 《Google Map》 |
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Porta Trapani |
エリチェの門を取り囲んでいた城壁の門の一つ。トラーパニの町の方向にあるのでトラーパニ門と呼ばれています。
門の左側に続く城壁の一番下の大きい石のブロックの部分は紀元前7、8世紀のフェニキア人が造ったものをローマ時代に修復したもの。城塞の上の部分はノルマン時代に造られています。 |
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■ ドォーモ&フェデリーコ2世の塔 《Google Map》 |
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Duomo &
Torre di Re Federico |
ドォーモは、1314年にアラゴンのフェデリーコ3世により建てられたゴシック様式の教会で、被昇天した聖母マリアに捧げられています。
教会内部は、1853年に屋根が落ちた後に造り直されたので、19世紀のネオ・ゴシック様式。横の礼拝堂の一つには、15世紀のフランチェスコ・ラウラーナもしくはドメニコ・ガジーニのものとされる聖母子像があります。左奥は、宝物殿になっています。
教会前にあるフェデリーコ王の塔〔Torre di Re Federico〕と呼ばれる鐘楼は、教会よりも少し前の1312年に見張りの塔として建てられたものです。塔の上に登ると、エリチェの町と海を眺めることが出来ます。
開: 3月 10:00〜16:00
4月〜6月、10月 10:00〜18:00
7月、9月 10:00〜19:00
8月 10:00〜20:00
11月、12月1日〜25日 10:00〜13:30
12月26日〜1月6日 10:00〜17:00
1月7日〜2月 事前予約が必要
料: ドォーモ 2.50ユーロ
鐘楼 2.50ユーロ
(2019年5月時点の情報) |
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■ デッラ・ロッジャ広場 《Google Map》 |
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Piazza della Loggia |
ヴィットリオ・エマヌエーレ通りのつきあたり、エリチェの町の中心にある広場です。
広場には、19世紀に建てられた市役所、博物館、レストランやカフェがあり、夏の夜は非常に賑わいます。 |
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■ ヴィーナスの城(ノルマン城) 《Google Map》 |
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Castello di Venere
(Castello Normanno) |
ヴィーナスの城は、エリチェの北東の端の岸壁の上にあります。
古代の地中海の人々に有名だったヴィーナスの神殿があったところに、ノルマン時代に現在の城が建てられました。当時は、必要に応じて上げ下げできる橋を渡り、城にアクセスするようになっていました。
中に入ると、現在でもヴィーナスの神殿の跡が残っていて、周囲の聖域だったところには、井戸の跡も残っています。
ヴィーナスの城の周囲の景色が素晴らしいので、外見だけでも見る価値があります。
開: 4月〜5月、6月〜10月 10:00〜18:00
7月〜9月 10:00〜19:00
8月 10:00〜20:00
休: 11月〜3月(週末や年末年始は開いていることもあります。10:00〜16:00)
料: 4.00ユーロ
ノルマン城&ペポリの塔&博物館&スペイン地区共通券 12.00ユーロ
(2020年1月時点の情報) |
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■ バーリオ公園とペポリの塔 《Google Map》 |
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Giardino del Baglio e
Torretta Pepoli |
バーリオ公園〔Giardino del Baglio〕は、ノルマン城の手前にあります。塔が建てられた当時、統治者のことをバイウーロと呼んでいたことから、バーリオ公園の名前がついています。
公園の崖側にあるいくつかの塔はノルマン時代のもので、ノルマン城の前衛の役割を果たしていました。一番高い5角形の塔は敵に町を攻められやすいという理由で、17世紀に壊されましたが、19世紀中頃にペポリ伯爵によりが再建されました。周囲の庭園もペポリ伯爵により造られています。
バリオ公園の東側の崖下に見えるペポリの塔〔Torretta Pepoli〕と呼ばれる建物は、19世紀後半、ペポリ伯爵が自らの瞑想の場と文化人を招待する場所として建てたものです。近年修復され、入場料を払うと中を見学することが出来ます。
開: ノルマン城(ヴィーナスの城)と同じ
休: ノルマン城(ヴィーナスの城)と同じ
料: 4.00ユーロ
ノルマン城&ペポリの塔&博物館&スペイン地区共通券 12.00ユーロ
(2020年1月時点の情報)
バリオ公園の塔の横の展望台からは、内陸とサン・ヴィート・ロ・カーポ方面の海岸線のパノラマが広がっています。 |
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ノルマン城とバリオ公園から見た景色です。天気がいいと、シチリア西海岸の展望台といっていいぐらいの絶景が楽しめます! |
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