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ソルント途中観光付ロングトランスファー(PA-TAO間)
ソルント〔Solunto〕は、パレルモの東約17キロ、標高374mのカタルファーノ山の南東斜面の標高200m付近に位置しています。
現在でも、ソルントという名の町が存在しているわけでなく、正確には、サンタ・フラヴィア市〔Santa Flavia〕(人口約10,600人)の一部のソルント考古学公園。ザッフェラーノ岬とチェファルまでの海岸線を一望できる風光明媚な地にあり、遺跡からは絶景が広がります。

紀元前700年頃、カルタゴが初めて町が築きますが、紀元前4世紀の初めに、シラク―サのディオニュシオス1世により破壊されたため、より安全で防御に適したカラルファーノ山の中腹に、再び町が築かれました。紀元前4世紀から3世紀にかけて100年以上、モツィアやパレルモと並ぶカルタゴのシチリアの交易の拠点として発展しましたが、第一次ポエニ戦争中の紀元前250年頃、古代ローマに征服され、紀元後1世紀頃から町が次第に衰退していきました。7世紀頃、残っていた建物もアラブ人により破壊されました。
現在は、1826年頃から発掘されたヘレニズム・ローマ時代の町の遺構が残り、小さな博物館を併設した考古学公園になっています。

【行き方】
パレルモ中央駅から列車で20分。サンタ・フラヴィア・ソルント・ポルティチェッロ駅下車。1時間に2〜3本。駅から遺跡まで2キロ。
料金: 片道 2.50ユーロ (2017年11月時点)

駅から考古学地区入口までは、片道1.8キロあります。(駅前にタクシーはいません。)しかも途中から山を登らなくてはなりません。(標高差200m)遺跡の切符売り場に到着してから、さらに遺跡のあるところまで登り坂が続くので、腱脚の人以外は無理です。
ソルント Solunto
遺跡から見えるザッフェラーノ岬

ソルント Solunto
遺跡から見える海岸線

ソルント Solunto山の斜面に広がる遺跡

ソルント考古学公園 Parco Archeologico di Solunto
山の斜面にありますが、町は基本的に碁盤の目作りで、遺跡の中心を南から北に1本の大通りが貫通していて、それに何本か道路が交差しています。
大通りに沿って、住居や商店の跡が並び、浴場、ギムナジウム、劇場の跡も残っています。ただ、シチリアの他のこの時代の遺跡に比べると、かなり破壊されているなという感が否めません。ソルントの遺跡で面白いのは、ほとんどの家に残る地下の貯水槽。湧水があるわけでなく、近くの川から水を引くことも出来なかった町では、雨水を地下の貯水槽にためて使っていました。
もともとソルントは、カルタゴによりつくられた町ですが、現在残る町はヘレニズム・ローマ時代につくられたものなので、シチリアの他の同時代につくられた町とほぼ同じです。そのため、遺跡の見学というよりも、遺跡からの素晴らしい眺めを楽しみたい人にお勧めのところです。
遺跡の入口には、博物館があり、遺跡で発掘された柱頭や大理石像などが展示されています。

開: 夏時間(3月最終日曜日〜10月最終土曜日)
    火〜土 09:00〜19:00頃(最終入場 18:30頃)
    日、祝 09:00〜13:30頃(最終入場 13:00頃)
    冬時間(10月最終日曜日〜3月最終土曜日)
    火〜土 09:30〜17:30頃(最終入場 16:30頃)
    日、祝 09:30〜13:30頃(最終入場 12:30頃)
休: 月
料: 4.00ユーロ
※毎月第一日曜日は無料
(2018年3月時点の情報)
ソルント Solunto アゴラの跡

ソルント Solunto ギムナジウムの跡

ソルント Solunto 床モザイク

ソルント Solunto 地下貯水槽
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