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専用車途中観光付L. トランスファー
サント・ステファノ・ディ・カマストラ〔Santo Stefano di Camastra〕は、パレルモから東に約100キロ、メッシーナから西に130キロ行ったところにあるティレニア海に面した小さい町です。(人口約4700人)こじんまりとした町は、標高70mの山の中腹に広がっています。

もともとサント・ステファノ・ディ・ミストレッタと呼ばれていたネブロディ山脈の標高500mにあった町は、1682年の土砂災害により、大きな被害を受けたため、1683年に海に近い現在の場所に町を移転して、再建されました。(現在の町の名前サント・ステファノ・ディ・カマストラは、町の再建に貢献したカマストラ公に因んでいます。)そのため、中世の町とは異なる、17世紀のベルサイユ宮殿をモデルにした直線と対角線の道路で町が構成されているのが特徴です。

町の移転後、地元で取れる粘土を利用してのマジョルカ焼きの陶器の生産が盛んになり、シチリアの中でカルタジローネに次ぐ陶器の産地として知られています。カルタジローネの陶器が伝統を重視した芸術性が高い陶器が多いのに対して、サント・ステファノ・ディ・カマストラの陶器は、カジュアルなものが多いです。絵付けがやや雑で、深みのある味わいの陶器は少ないですが、開放的な海沿いの町らしいここならではの赤〜オレンジの明るい色の陶器や、ヴァ・デモーネの陶器のように乳白色のベースに青色で繊細な図柄が描かれた陶器もあります。

標高70mの高台にある町からは眺めがいいので、週末は近くの町から遊び来る人が多いらしく、小さい町のわりにはバールやカフェの数が多く、レストランもあります。

【行き方】
パレルモからサント・ステファノ・ディ・カマストラへ

専用車の旅では、タオルミーナ⇔パレルモ間途中観光付ロングトランスファーで、移動の途中に、サント・ステファノ・ディ・カマストラやチェファルの北海岸線の町を訪れることが出来ます。
サント・ステファノ・ディ・カマストラ Santo Stefano di Camastra
幾何学模様のような町(陶器製の地図)

サント・ステファノ・ディ・カマストラ Santo Stefano di Camastra
海岸線の眺め(チェファル方面)

サント・ステファノ・ディ・カマストラ Santo Stefano di Camastra
サント・ステファノらしい色使いの陶器

サント・ステファノ・ディ・カマストラ Santo Stefano di Camastra
デリケートな色遣いの陶器

サント・ステファノ・ディ・カマストラの町は、小さくてこじんまりしているので、1時間もあれば徒歩で十分観光出来ます。町の中心は段差がなく、道路もよく舗装されているので、歩きやすいです。
ただし、駅から行く場合は、標高70mの石畳の坂道を登らなればならないので、歩きやすい靴が必要です。(バスやタクシーはありません。)
サント・ステファノ・ディ・カマストラ Santo Stefano di Camastra 街並み

ベルヴェデーレ広場 Piazza Belvedere
高台の町の北東端にある広場。広場からはメッシーナ方面の海岸線と海の向こうにエオリエ諸島を臨むことが出来ます。木陰にベンチもあるので、休憩にお勧めのところ。 サント・ステファノ・ディ・カマストラ Santo Stefano di Camastra ベルヴェデーレ広場
市民公園 Villa Comunale
上のベルヴェデーレ広場の隣りにあります。これといったもののない小さい公園ですが、公園の周囲を囲む柵が、陶器を製造する工程のタイル絵(1枚1枚異なるのが面白い)で装飾されています。 サント・ステファノ・ディ・カマストラ Santo Stefano di Camastra 市民公園

サント・ステファノ・ディ・カマストラ Santo Stefano di Camastra 市民公園
トラピア宮殿(陶器博物館) Palazzo Trabia (Museo)
高台の町の北西端にああります。16世紀末の見張り台を基礎として利用して、17世紀にカマストラ公により建てられました。
宮殿は最終的に市の所有になり、1994年末に陶器博物館としてオープンしました。
展示してある陶器はたいしたものでないのですが、もと宮殿だったこと、全室模様の異なるタイルで床が覆われているのが興味深いです。

開: 09:00〜13:00 15:30〜19:30
料: 無料
休: 月、一年の内の特別な祝日
サント・ステファノ・ディ・カマストラ Santo Stefano di Camastra トラビア宮殿

サント・ステファノ・ディ・カマストラ Santo Stefano di Camastra トラビア宮殿
マドレ教会 Chiesa Madre
17世紀末の町の移転の後、一番最初に建てられた教会です。高台の町の中心にあります。バーリの聖ニコラに捧げられています。 サント・ステファノ・ディ・カマストラ Santo Stefano di Camastra マドレ教会
パルメ(ヤシの木)通り Viale delle Palme
高台の町の西側にある遊歩道。遊歩道からはチェファル方面の海岸線が見えます。
名前通り、ヤシの木が植えられた遊歩道で、カフェもあります。遊歩道の先には陶器のタイルで装飾された噴水があり、そこから遠くにエオリエ諸島を臨むことが出来ます。
サント・ステファノ・ディ・カマストラ Santo Stefano di Camastra パルメ通り

サント・ステファノ・ディ・カマストラ Santo Stefano di Camastra パルメ通り
サント・ステファノ・デイ・カマストラの陶器屋
陶器屋はVia Vittoria(SS 113)とVia Umberto Iにたくさんあります。昼休みの時間帯(13:00〜16:00)は閉まる陶器屋が多いので注意。
Ceramiche Val Demone HP
Via Vittoria, 29 Tel: 0921-331023
開: 11:00〜13:00 16:00〜19:00
乳白色に青色で繊細な図柄が描かれた陶器を扱う。芸術性が高いが、その分実用ではなくて飾るための陶器がほとんど。
※オフシーズンは週末のみの営業だが、電話で予約すると開けておいてくれる。オフシーズンに行く場合は、電話でオープン時間を確認してから行くことをお勧め。
タオルミーナの陶器屋(6/Girasole)でもここの陶器を販売してます。
サント・ステファノ・ディ・カマストラ Santo Stefano di Camastra 陶器屋
Caruso Giuseppe HP
Via Vittoria, 46
赤色〜オレンジ色の陶器、青色+緑色+黄色の陶器、Val Demoneのように乳白色に青色で図柄が描かれた陶器を扱う。飾るための陶器だけでなく、実用的な陶器もある。
昼休みなしで開いている。
サント・ステファノ・ディ・カマストラ Santo Stefano di Camastra 陶器屋
サント・ステファノ・ディ・カマストラ 陶器の街角
陶器の町だけあり、町のあちこちに陶器のタイルの装飾が見られます。
サント・ステファノ・ディ・カマストラ Santo Stefano di Camastra 陶器の装飾 サント・ステファノ・ディ・カマストラ Santo Stefano di Camastra 陶器の装飾 サント・ステファノ・ディ・カマストラ Santo Stefano di Camastra 陶器の装飾 サント・ステファノ・ディ・カマストラ Santo Stefano di Camastra 陶器の装飾
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