標高800〜900mは、エトナの黒葡萄ネレッロ・マスカレーゼを栽培できる限界の高さ、それゆえワイナリーを始めた当初は、葡萄の栽培が成功するか心配されましたが、標高の高い山特有の昼と夜の激しい気温差は、赤ワインの深みと風味を増させ、アロマの強いエトナの白葡萄カリカンテを栽培出来ることが分かりました。
エトナ山北側の標高約800〜900mにあるワイナリーからは、段々畑の葡萄畑、その向こうには山麓の町、そして遠くにはタオルミーナと、空気が澄んでいる日には海の向こうにイタリア本土も見えます。ワイナリーの周囲一帯には、鬱蒼とした栗林が広がり、秋には栗がたわわに実ります。
現在は、二代目のフランチェスコ氏とフィラデルフォ氏が、ワイナリーの経営にあたっています。人里離れた不便なところにあるにもかかわらず、訪れる人の絶えないホスピテリティ溢れるエノテカ風ワイナリーになっています。2013年にはエトナの有名ワイナリーから醸造家を引き抜きいて、ワインの質が年々高まってきている、今後楽しみなワイナリーです。 |
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ガンビーノのワイン |
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「フェウ・ド・ル」 IGT 白・赤
白はグリッロとカリカンテ
赤はネレッロ・マスカレーゼとネーロ・ダヴォラ |
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「ティフェオ」 エトナDOP=DOC 白・赤・ロゼ
白はカリカンテとカララット
ロゼはネレッロ・マスカレーゼ100%
赤はネレッロ・マスカレーゼとネレッロ・カプッチョ |
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「ドゥバネーラ」 IGT 赤
ネレッロ・マスカレーゼ100% |
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「アリカント」 IGT 赤
カベルネソーヴィニヨン、グルナッシュ |
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「ペット・ドラゴーネ」 エトナDOP=DOC 赤
ネレッロ・マスカレーゼ100% |