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ストロンボリ島のホテル
パナレア島/ストロンボリ島1日観光バスツアー
ストロンボリ島〔Stromboli〕は、自然遺産エオリエ諸島で四番目に大きい島。(表面積12.6km² 人口約400人)エオリエ諸島の一番北東に位置しています。
島には、イタリアで一番火山活動が盛んなストロンボリ火山があります。というよりも、ストロンボリ火山のわずかな裾野に、村落があるといった方が適切な表現です。夜になると、時々赤い炎が上がるのが見えるので、古代ローマ時代から「地中海の灯台」と呼ばれてきました。

ストロンボリ島は、どこから見ても三角形。つまり、島のほとんどは火山の急斜面で、裾野のわずかな緩やかな斜面に町があります。
島は、大型フェリーや高速船・水中翼船の発着する港のあるサン・ヴィンチェンツォ地区〔S. Vincenzo〕、その右隣がフィーコグランデ地区〔Ficogrande〕、その先にはサン・バルトーロ地区〔S. Bartolo〕で形成されています。
島の反対側には、とてもジノストラ〔Ginostra〕があります。また、島から約1.6km離れた海上には、灯台のある小島ストロンボリッキォ〔Strombolicchio〕があります。

イタリア映画ファンの方は、「ストロンボリ」という名前を聞くと、イングリットバーグマン主演とロベルト・ロッセリーニ監督の映画(1950年公開)を思い起こすかもしれません。島には二人が撮影中に住んだ家が今でも残っています。

個人でも島を訪れることが出来ますが、時間がない人、移動が面倒な人は、タオルミーナ発バスツアー「パナレア島/ストロンボリ島1日観光」がお勧めです。2つの島の見所を、クルーズ船を利用して、効率よく観光することが出来ます。

【行き方】
エオリエ諸島へは、パレルモ空港でなくカターニア空港を利用
カターニア空港→ミラッツォ港
ミラッツォ港→ストロンボリ島
ストロンボリ島 Stromboli
ストロンボリ火山と町

ストロンボリ島 Stromboli
ストロンボリ島の村落

ストロンボリ島 Stromboli
ストロンボリ火山とエオリエ風の家

ストロンボリ島 Stromboli
黒い砂浜に咲くヒガンバナ科の花
(Giglio del Mare = 直訳:海のユリ)

ストロンボリ島には、普通車が通れるような幅の通りは海岸線沿いに1本しかありません。他の通りは狭く、小型電動自動車しか走れません。
村は小さいので、観光は徒歩で十分。荷物があるときは、タクシーを利用します。港の入口に、カートのような小型タクシーが何台か並んでいます。(ホテルにより送迎サービスあり)

島の反対側にあるジノストラに行くには、船で行きます。ジノストラ村では、交通手段は徒歩のみです。

ジノストラ、シャーラ・デル・フォーコ、ストロンボリッキォに行くには、船の島一周ツアーに参加するのがいいでしょう。ツアーは、上の3つのポイントを周ってくれます。ツアーは、港周辺に何件もあるツアーデスクで申し込み可能です。
夏季、島一周ツアーに参加するときは、途中の景色のいいところで泳がせてくれるので、水着を着ていくことをお勧め。

ストロンボリ島のホテルに滞在する場合は、港近くのホテルに滞在する場合を除いて、懐中電灯必須です。火山活動を見学するのがメインな島なため、島には必要最小限の電気しか付いていません。
ストロンボリ島 Stromboli タクシー

ストロンボリ島 Stromboli 路地
ストロンボリ島のホテルは、海沿いのホテルがお勧めです。
オッシディアーナ・ストロンボリ ☆☆☆ 港の近くにある。近くにスーパーやレストランあり
ヴィラッジォ・ストロンボリ ☆☆☆ 港から約2.5km離れた海岸にあり、ストロンボリッキオが見える。
ラ・シレネッタ・パーク・ホテル ☆☆☆☆ 港から約400m、ストロンボリッキオが見える。
その他のストロンボリ島のホテル

ストロンボリ火山 Stromboli
ストロンボリ火山は、海底火山の活動により、今から約10万年前に海上に姿を現し、約1万年前に現在の姿になりました。
イタリアで一番火山活動が盛んであり、世界で最も火山活動が盛んな火山の一つです。標高926mですが、それは海上に出ている部分の高さであって、実はその約2倍の高さ(約1700〜2000m)の火山体が海中に潜っています。つまり、実際の高さ=海底からの高さは3000m近くあり、ヨーロッパ一の活火山エトナ火山に近い高さです。しかし、ストロンボリ火山の場合は、海上に出ている部分がわずか3分の1のため、小さく見えるわけです。

ストロンボリ火山は、たえずストロンボリ式噴火活動をしているので、昼間は白い水蒸気ガスと時折灰色の噴煙を上げているのが見え、夜は約5〜15分間隔で赤い溶岩のしぶきが上がるのが見えます!

ストロンボリ火山のWEBCAM(INGVのサイト)

火山の観光の仕方には2つあります。(いずれも暗くなってから実施)

@トレッキングツアーに参加して、山岳ガイドと一緒に火山に登り、火口付近から火山活動を観察。(サン・ヴィンツェンツォ教会のある広場に、トレッキング用の靴や服を貸し出している店があります。)
A船のツアーに参加して、遠く離れた海上から火山活動を観察。
ストロンボリ島発着ツアーの他、タオルミーナ発バスツアーに参加すると、船酔いが少ない安定した大型船の船上から、火山活動を見学することが出来ます。

山登りに慣れていて、体力のある人は@、普通の体力の人や体力のない人はAになります。徒歩で登る場合は、片道3時間かかります。


ちなみに、私はAしか経験したことありませんが、満点の星空のもと、火山の噴火を船上で静かに待つのは、貴重な経験です。小船だと揺れて気分が悪くなる可能性もあるので、大型船の方がお勧めです。
ストロンボリ Stromboli 火山の噴火

ストロンボリ Stromboli 火山の噴火

ストロンボリ Stromboli 早朝の火山

ストロンボリ Stromboli 溶岩が流れた跡
バーグマンとロッセリーニの家 Casa di Bergman e Rosselini
イングリッド・バーグマンとロベルト・ロッセリーニ監督が、「ストロンボリ」の映画ロケ中に滞在した家があります。
港から歩いていくと、展望台とサン・ヴィンツェンツォ教会のある広場を過ぎて、3〜4分歩いた右側にあります。濃いバラ色の家で、家の入口のところに、「この家にイングリッド・バーグマンとロベルト・ロッセリーニ監督が滞在した」と刻まれた記念石碑が掲げられています。
映画「ストロンボリ」ロケ地関連の場所
ストロンボリ島 Stromboli バーグマンとロッセリーニの家
ストロンボリッキォ Strombolicchio
ストロンボリ島から約1.5km離れた海上にあるユニークな形をした小島。島には灯台があるだけで、立ち入り禁止になっています。
ストロンボリッキォは、町の中心の広場から、特にフィーコグランデの浜辺からよく見えます。

ストロンボリッキォを近くで見るには、船の島一周ツアーに参加します。ストロンボリッキォの周りを、船でゆっくりと周遊してくれます。ストロンボリ島発ツアーの他、タオルミーナ発バスツアーでも見学出来ます。
ストロンボリ島 Stromboli ストロンボリッキォ
 ジノストラ地区 Ginostra
島の反対側に位置する人口わずか30人くらいの小さい村です。車の通れる道路がなく、今でもロバが荷物を運ぶこともあります。
時代の流れに取り残されたような村で、以前は、自家発電(ソーラーシステム)しかなく、村の入口にある小さい港は、世界で一番小さい港としてギネスものでした。2003年、電気がようやく開通し、港も拡大され、現在は高速船・水中翼船も停泊出来るようになっています。

近年、観光地化が進み、村にはB&Bやバールやレストランも出来て、シーズン中は観光客が訪れるようになりました。村の中心の高台まで登ると、隣のパナレア島がよく見えます。

ジノストラに行くには、船の島一周ツアーに参加すれば、簡単に行くことが出来ます。もしくは水中翼船か快速船利用。
ストロンボリ島 Stromboli ジノストラ村

ストロンボリ島 Stromboli ジノストラ地区のロバ
シャーラ・デル・フォーコ Sciara del Fuoco
ジノストラの北側にある溶岩流の流れる場所。大きい噴火のときには、火口から降りてきた溶岩流が、海まで直接流れ込みます。荒々しいストロンボリの大自然を感じさせてくれるところ。

シャーラ・デル・フォーコを見るには、船の島一周ツアーに参加します。船は岸までつけられませんが、近くで降ろして、泳がせてくれるので、泳ぎが上手ければ、溶岩が流れる岸までたどり着くことも可能です。
ストロンボリ島 Stromboli 溶岩流の跡
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